植物を観察していると こいつらどうなってんの という 思いに駆られるときがある。

根っこはどんどん好き勝手に伸びていく。茎は茎で伸びれるだけ伸びるし 伸びれば葉っぱもたくさん付いてくる。コントロールセンターがない植物は 根、茎、葉 それぞれ勝手に生きている。伸びすぎて 悪天候に会えば 枯れるしかない。環境に適応するために 枯れながら 生きるという面白い生き方をしている。バランスが崩れれば 折れる 倒れる どこかが 枯れる  その枯れ方は お兄さん お姉さんが 枯れていくようだ。葉なら下葉の方である。

 
これは オクラ。プランターで液肥栽培をしていました。何種類かの野菜も種からそだてました。一緒にしていたのですが 最後は オクラの根がプランター一杯になって 他の野菜は攻撃されて? 生き残ったのは オクラ君だけでした。 

植物の基本は 根っこ。根っこが強いと 見た目も 味も いい。しかし 考えてみればこんなに根っこは必要ないだろと思うのです。植物には 加減とういのがないようです。それぞれ 可能な限りどんどん進む。ブレーキなしの世界である。

植物を育てるというのは 植物の暴走を止めて経済的に按分を与えてやることかもしれません。

根っこは 伸びられるなら どこまでも伸びようとする。これを縛り付けて ある程度の量の根に限定しないと不経済ということになります。

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