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August 2007

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イタリア野菜の種を蒔いてみました。秋冬用です。この種は ネットで注文できます。今回蒔いたのは エンダイブ、フェンネル・ロマネスコ、そして スイスチャードです。

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丁度いい季節なのでしょうか。直ぐに芽がでてきました。
小さい芽は 見ていて かわいいですね。




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階段をトントントンと上がって行ける 屋上菜園なら 毎日 葉っぱを摘まんで食べられる のが いいだろうと考えています。生り物は 間が あき過ぎてしまいます。元気屋上では 毎日少しずつ食べる葉野菜を育てています。 しかし 夏は 葉野菜が少なくなってしまうのです。

夏 葉野菜が少なくなる時 雲南百薬が頑張ってくれます。少し青臭い。ゆでると ぬめりが出る野菜です。

雲南百薬が 夏の 葉野菜たるには それなりの訳がある。私なりに 考えた わけ とは。

葉が 肉厚で ぬめりを持ち 強烈な太陽にも やられない。
地下茎が貯蔵庫になって 過酷な変動に対応できる。
つる性で どんどん伸びることで 栄養を つるに蓄えることができる。
害虫に強い。ほとんど 虫がつかない。

強烈な 夏の太陽は 冬の2.5倍ほどの日射量になる。これほど違う環境のなか 上手く生きていくには 大変だろう。特に 葉野菜には 夏が 過酷すぎるのでしょう。
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種から育った 1年目の雲南百薬は 葉も大きく  どんどん成長します。2年目になると 地下茎に栄養をため込むためにか 食べたい葉っぱが 大きくなりません。
ですから 雲南百薬は多年生草でも 毎年種から育てた方がいいようです。

ツルは 20cmぐらい伸びたら 食べます。(おいしいです) なるべく ツルを伸ばさないようにして 葉を大きく厚くなるようにするのがポイントです。

この地下茎を 食べてみようと思い立ちました。簡単に掘り出せました。洗って塩ゆでにしました。
ぬめりがあるけど ホクホク サクサクしていて葉っぱよりおいしい。里芋より 繊維質が少ない感じです。ポン酢が合うみたいです。

アンヌヴォア城の詳細レポートができました。見てください。




ctImg1 このところの 暑さも なんのその 元気一杯です。

沖縄出身の ストロベリー・ギャバ です。

ctImg1 合板を切り抜いて トレリスをつくりました。フラットな樹木にしてみました。

ブラスチックのバケツに液肥を入れて ハンギングにしてあります。

ctImg1 春先 たくさん 花を咲かせました。温室の中で 花粉をつけてくれる昆虫がいなかったためか 実は ほんのわずかです。

地球温暖化に対処する努力をしましよう。しかし 暑くなってしまった夏を 有効に生かすことも 大事。沖縄の果物を 埼玉で育てられるんですから。




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このところ 熱帯魚屋さんに行くことが多くなりました。水の問題を解決するいろいろな製品が売られているからです。

最近 熱帯魚の水槽は 水草や岩などで 水庭の素晴らしいデザインになっています。その水草をイキイキさせるために 植物性有機質特殊肥料 土壌改良材 「フランス・コフナ」 を ストッキングに入れて水槽に入れると いいという話をききました。

そこで 早速  フランス・コフナを お茶のパックに入れて 液肥に浸けてみることにしました。

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コフナのHPにも ブドウの栽培にいいということなので 水耕栽培のブドウにもいれてみました。4本のブドウの根本に押し込みました。

ライブカメラで ご覧頂いている オクラにも入れてみました。液肥を入れた 2リッターのペットボトルに 入れてみました。取りだしているのは 根が一杯の 1リッターのペットボトルです。

どんな結果になるか 楽しみです。




ctImg1 現在の 元気屋上のライブカメラです。右側のブルーのスタンドに載っているのがカメラです。

右上部に誘蛾灯がぶら下がっています。

3っつのハンギングで オクラを 育てています。

ペットボトル1本で水耕栽培しているのが 左の黒い布でカバーしているもの。

2つのペットボトルで液肥の量をふやしているのが 中 。それを2つ束ね4つのものが右です。

ctImg1 手作りスタンドの上に取り付けた カメラです。角度が調整できるようになっています。

無線LANでパソコンにつながっています。

雨がかからないよう ペットボトルでカバーをつけ その上に 遮熱のために プラスチックのトレーが載せてあります。

ctImg1 全部で 5本の オクラが植えてあります。この時期 2日に 1個ぐらい花を咲かせています。

1Lのペットボトルにミズゴケを入れ そこにオクラを植えています。それを2Lのペットボトルに浸けています。(ダブルペットボトル方式

根を自由に伸ばし放題にしない 根域制限栽培なので オクラは少し小ぶりです。また 花の数もすくないようです。

午前中に花を咲かせます。昼ごろから しぼみ始めます。1日の中で変化があるので ライブカメラで楽しんでください。




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よしず天井の遮熱性能の良さに 惚れこんで ブドウを栽培していた隣の温室にも よしずを張りました。

よしズを 半分に切って シュロ糸を結びなおして 取り付けやすい大きさにしました。

ハンギングするための 小梁を取り付けました。もともとあった 水平ブレースとその小梁の上に よしずを置きました。

今までは ポリカの屋根から 直射日光が床を温め どうにもならないくらい 熱くなってしまいました。よしずの天井を作ると 日陰ができて 床が熱くならないために 温室内の温度がそんなに上昇しないようになったようです。

植物たちは 急に日照量が下がって 秋になったと 勘違いしないでしょうか。




ctImg1 よしずは すぐれものです。葦(あし)が悪しに通じるので よしと呼ぶそうです。

よし を シュロ糸で結び すだれをつくります。2つに分割してわかったのですが 結び目は 2本を一つにして 一つ置きに同じ束ねになるように、互い違いになるように 結んでいます。

2本は 末と元を 逆にして 束ねるため 2本の幅がほぼ同じになるように編まれています。

太さの不揃いな自然素材を使う知恵があるのでしょう。2本全部を同じ位置で束ねたら抜け堕ちたり平面が作りにくいでしょうし 1本なら 硬くなってしまい 隙間が大きくなってしまうでしょう。

ctImg1 よし の 断面は 竹と同じ 空洞です。
太陽の光を受けて 熱くなっても 反対側の温度は 上がらない。中の空気は断熱材 さらに稈(かん)=茎 自体 繊維で空気層を持っているから 熱が伝わり難い。軽いから 熱を貯めておくことがない。

よく使われる 遮光ネットは 断熱性能がないので 太陽の当たる面と その裏側の面の温度が 同じで 遮光しても その下は結構暑いのです。

ctImg1 よしず張りの天井をつけたら なんとも 涼しいので 温度の測定をしてみました。

温室の屋根が ポリカーボネートの波板です。その下30cmほどに よしず天井があります。

水耕栽培用の樋の 蓋は 合板です。床はコンクリートで その上に2×4のウッドデッキがあります。

温室内の空気温度は 35℃。昨日は 涼しい日でした。太陽が少し顔を出した後に 測定しています。

よしずの太陽の当たる 面の温度は44℃ しかし 下の面が 4℃差の40℃でした。よしずが 4℃ 断熱してくれています。

今までは 太陽の輻射熱を直接感じていたのに よしずが遮光と断熱をしてくれているのです。測定して 涼しい理由がはっきりしました。

遮光ネットでは味わえない快適感です。今日はまた暑くなるとのこと。でも 前よりは涼しい温室になることでしょう。





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近くのガーデンセンターで 1枚500円弱のよしずを見かけました。大きさが1.8m×1.8mのよしずです。立てかけて使うには 寸足らずです。 マイカーで運べる大きさ、長い材料でないため 原価が安い・・・など 見ながら考えてみると かえって扱いやすいかもと 4本購入しました。

あまりの暑さに ボーとしている間に 時間ばかりが過ぎて 猛暑対策が 遅れてしまいました。
夏の葉野菜を 育てるには 光のコントロールなどが必要と 考えていました。 この安さなら 失敗したところで 許せるということで 購入。

取り付けてみると 太陽直射を避けるとこんなに 涼しくなるんだと 結構感動しました。
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取り付け方法は 針金を使って 軽く簡単に取り付けることに しました。

1本の針金をガセット合半(接合部の三角形の部材)にあけた穴をくぐらせて 針金を輪の状態にして 2本になった針金を 中央でぐるぐると回して より線を作り ピンと張るようにします。このより線によしずを載せていきます。天井部分の水平ブレースも兼ねることができたので 構造上の補強にもなりました。

1.8m×1.8mのよしずを 半分に切って 載せていきました。切り離しで少し無駄にはなりましたが 1.8m×0.85m程度のよしずで 扱いやすい大きさになりました。

秋冬で 陽が弱くなってきたら くるくる回してたためるので 通年使用ができるのではと思います。 

実に いい感じです。自然素材で植物とよく似合うのには 驚きました。思ってもいない 効果を感じました。

せっかくの天井よしず張りですが 今日は 久々の雨。しかし 明日は 晴れだそうで その効果をもう少し確認できるだろうと 楽しみです。




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太陽を写したように
トウガラシが 赤くなった。
色が濃くなってきました。
しわもでき始めました。
これ以上ほっておくと縮んできます。
収穫。
収穫時期の見定めが難しい。




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今回は 樋の幅が広いタイプの、流れ改善装置の作り方です。
2×4の枠に ポリエチレンシートを2重に敷いて防水槽を作ります(既設)。配管用の塩ビ管を樋の側壁に這わせます。手前がポンプと浄化器、塩ビ管の先端はエルボで水流をこちらに戻るようにしています。


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ポンプと浄化器です。ポンプは 7L/分のものです。(金魚屋さんで購入) ペットボトルを樋の中に納まる高さにカットします。 液肥がペットボトルに 入るように 底と側面に穴を開けています。ポンプにゴミや根などが入らないようにしながら ポンプの吐出量にみあう穴の数が必要です。(多い方がいいかもしれません)

液肥が酸性にならないように サンゴを入れています。またこのサンゴの中で バクテリアなどが 上手く作用しないものか見てみたいと思っています。


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流れを止める関板を取り付けます。樋の長さ2.2m 仕切られた枡は35cmほどです。関板には直径12ミリの穴を開けてあります。

関板が水の浮力で持ち上がらないように 側板に斜めからねじ止めしてあります。関板の位置は 流れを充てるために苗木の入れたペットボトルの直前になるようにしてあります。


ctImg1 今回つくったのが 下の幅広のものです。昨日 報告のものが 上段のものです。

手前の上下2段は 関板で仕切りをつけ ポンプの流量を上げたタイプです。
奥の上下2段は 前に 紹介した 単に流水を流すタイプです。

液肥の流れの中に 根を置くと 細かい根がでてきて 元気になるというアドバイスで やってみました。これから 秋冬の野菜の季節です。今 苗床に種蒔きをしたものが 芽を出し始めました。

秋を迎えるのが なんとなく 楽しみです。野菜つくりは 季節に追いかけられるのが いいですね。季節と一緒に走ってるみたいで。




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水をアルカリに保って ねっ子を鍛えるで作った 流水につけた ルーフチコリーの根っこを見てみると なにやら 白い根が増えたような気がします。使用前 の 写真を撮っていなかったので はっきりはいえませんが 望みあり かもしれません。

液肥に流れを作り 根を刺激して より細かい根の発生を促し 植物を元気にしようという計画でした。

それなら もう少し 流れをしっかりさせてみようと考えました。

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少し大きくしたたポンプ(5リッターから 7リッター/1分にアップ)と 弱アルカリ質に保つためのサンゴを詰めた 浄化装置のつもりのペットボトルをセットしました。

塩ビパイプにつないで 反対側まで 液肥を持っていくのは前と同じです。今回は 少し大きめのポンプなので 水の勢いも良くなりました。
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長い樋のどの部分でも 同じ流速になるように 関板をつけることにしました。

関板で 節ごとに 流れを止め 関板にあけた 穴からもう一度 勢いよく流れるようにしました。

この穴の近くに ペットボトルの根が当たるように 関板を配置しました。

簡単な割には 上手く機能しそうな形に納まりました。これでうまく育つようになれば ハッピーですね。




ctImg1 温室の中は 笑っちゃうほどの 暑さでした。今年は暑さ対策をする間もなく 強烈な日が続き 野菜もやられてしまいました。

日よけを屋根に載せようと思ったころ 台風がやってきて タイミングをずらしてしまった。今更というところ この 暑さです。

すぐにできるのは 換気扇を もう一つ 取り付けること さっそく 換気扇を購入。温室の南の壁に取り付けることにしました。

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前から 北側のドアの上に 換気扇がありました。(左)しかし これでは この猛暑に全く お手上げ状態でした。この温室の 西側には ぶどうを栽培している 半温室があります。北側の ファンで廃棄すると この西側の暑い空気がなだれ込んでくるので 排気をしても あまり効果がなかったのです。

そこで 北側が 排気 南側を 吸気 という形になるように 採りつけてみました。換気扇は もともと 室内の空気を排気するように作られています。そこで 外側から換気扇を取り付けました。2重連の機関車のようで おもしろいですね。

なかなか グーです。予想以上の効果でした。

もう少し 早く すればよかったと 思いました。




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食卓に いつでも使えるように スイートバジルを置いてあります。葉をちぎって味噌汁にもピザトーストにも 使ってます。便利です。

白根が出ました。バジルは 水耕栽培で育てやすい植物です。白い根が出てくる植物は 水耕栽培に適しています。(理由は分かりませんが)

葉の数も少なくなってきたので 水耕栽培することにしました。
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いつもの通り ミズゴケを絡ませて
ペットボトルに植えました。
この暑さで 上手く育つか
心配ですが
新しい 流水型なので 期待 大 です。




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入道雲に向かって 水撒き。
そーら 飛んでけ。
温室の屋根に水をまいて 少しでも 涼しさを。



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熱帯の木 プルメリア
花は 涼しげです。
植物は 原産地を忘れていないですね。




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猛暑です。
不用意に水をかけようとすると 
ホースから熱湯が噴き出してきます。

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水遣りは 
まず床にまいて 水温を確認して
植物にかけるのが 屋上菜園のルールです。





暑さにあぶりだされたように
長く沈黙していた エクイメア・ファスキアタが咲きはじめた。
高価な花だった。子株ができた。7鉢になった。
2年間何もなく 諦めて 1鉢だけ育ててきた。


暑さを食べて 嬉々として 揺らいでいる。

暑さの中で 楚々として涼やかでもある。


花を捨てた後悔がある。
猛暑は 人間を素直にさせる。




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都会の屋上菜園といえど 害虫はたくさんいます。 特に苗木を買ってくると 新しい害虫が増えるものです。土を使っている限り いろいろな害虫との出会いがあるものです。

あんなにいた アブラムシが どこかに消えていなくなりました。暑さが和らぐと また戻ってきます。

しかし カイガラムシは 健在です。こいつが 難敵。

水耕栽培の害虫駆除は エア、水 、歯ブラシ、BB弾 です。農薬は使いません。暑くなると 水が 一番です。

液肥の容器から ペットボトルを取り出します。長い根が ついています。取りだしたら 水のシャワーを当てながら 手で もみながら 害虫を洗い落とします。何かすっきりしたいい気分になれます。

今日も暑くなりそうです。シャワーで カイガラムシ退治をしよう。




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イタリア国旗は 3色旗。緑は美しい国土、白は雪、赤は熱血を表わすそうだ。

トウガラシが なった。見ていると イタリア料理を思い出す。国旗の色のイメージ?。

赤の色が きれいだ。 この暑さに負けていない。食べれば ホット!!




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梅雨明け以降 毎日 暑い日が続いています。今日は立秋。今日から「残暑お見舞い申し上げます」ですね。

昨年 屋上の暑さ対策として 擬似ドライミストを噴出させて 涼を得ました。今年も 出番です。

噴霧器で霧を吹き付けると 瞬間的に温度を下げることができます。
打水が見直されていますが それより即効性があります。少しの水で 効果があります。








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たくさん 果実を与えてくれた ブラックベリーとラズベリーの実も食べつくしてしまいました。上の方に残った果実も 栄養が回らなくなったようで  あの黒くぷっくり膨れた実とは程遠い いじけたものしか残っていません。梅雨時はかびてしまいました。

プランターの容積も少ないので この夏の盛りには 水が間に合わなくなるだろう。
葉が茂りすぎて害虫が発生するだろう。
今年の新しい シュートを残して 古い木は全部とりはらおうことにしました。

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普通 ブラックベリーの切り戻しは 紅葉した秋になってからと言われているようです。

太いシュートの先端には 小さいシュートが付いて そこに花芽が見えてきました。
秋までにはもう一度 結実するかもしれないとういのは 甘いでしょうか。

元気屋上は 猛暑です。でも どうにもならないのは あと1週間ほどです。その先には 秋が あります。




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幅の広い 長樋の上に その半分の幅の 樋が あります。
幅が 半分なので 少しは 流水効果がでやすいかもしれません。

今回は 弱アルカリに維持する効果がある サンゴをいれてみることにしました。これも 熱帯魚屋さんから 買ってきました。

ペットボトルは 1リッターサイズのものを 横に切って ポンプを止めつけています。
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サンゴの浄化ボトルを据えてみました。
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出口側。長さの関係上排水位置が高くなってしまいました。

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アルカリ土壌を好む ヨーロッパ原産の野菜を作ってみようという気分が強くなってきました。

イタリアのルーフチコリーを 他の樋から 移しました。 7月ごろ 蒔いたスイスチャードも 移植しました。

アルカリ性を強めたいと 苦土石灰の粒を サンゴの上に 振りかけておきました。

この暑さで 大丈夫かと 心配でしたが 移植したスイスチャードの苗木もなんとか 耐えています。




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室内では 光も弱くへとへとだったので屋上に避難。
元気屋上で休憩中のプルメリアにやっと 花がつきました。
この夏 2度目の挑戦です。
1度目の花は 害虫にやられてしまいました。

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甘く さわやかな 香りがします。
2度目にやっと 咲きました。




 
ちょっと前ですが 友人の紹介で 農法に詳しい人が 元気屋上においでいただきました。その方が 私のやっているのは オランダ式水耕栽培で、液肥が 流水になっていない場合 細かい根が出ないので 成長がよくない。液肥に流れを作るといいとアドバイスいただきました。

元気屋上では セカンドステージの毎日を 郊外型のクラインガルテンでなく 毎日 13階段を上がると そこが楽園。 季節と一緒に生活する場を 屋上に作りたいと 考えてやってきました。ですから できるだけ単純で 原始的な 方法がよく できれば リサイクル的な材料で お金をかけずに 楽しめるのを 考えていました。

しかし そこにこだわっていても 先にすすめないのなら ちょっとやってみるかと 始めてみました。
そこで 一番単純に 長樋の中に ポンプを入れて 吸い込み口から 反対側まで パイプで水を持って行って 流してみようと 考えました。

熱帯魚屋さんに行きました。丁度いい具合のポンプがあり 試しに作ってみました。
水を浄化し 微アルカリ性に保つ ウォラストライト(ケイ酸カルシウム)なるものが売っていたので ついでに買ってみました。

まず 水の浄水装置(濾過器)を作りました。プラスチックスの容器に 水が入るように穴を開けて ウォラストライトと ポンプを取り付けました。(ポンプは 57×37×47mm で コンパクトです。)

 
2×4の枠に ポリエチレンのシートで作った 液肥の容器に 一方に浄化槽とポンプ 片方に 塩ビのパイプでつないだ排出口を取り付けました。 
流量は5リッター/1分ですから ろくな流れではありません。効果?。?。



 
今までの 長樋方式でも 植物が活発に成長しているときは 液肥が濁ったり 腐ったりはしませんでした。根の力で 腐敗が抑えられているのでしょう。

しかし 活力がなくなると 液はにごりはじめ 臭うときもありました。しかし 思っていたよりも 液肥は きれいでした。植物の種類によりますが、おおむね成長が 地植えに比べて 遅いので 同等にするには 毛根を出させる方法を模索してみたいと 思いました。

さて 第一号は 沖縄の野菜 ハンダマと スイスチャードを 育ててみることにしました。






 
スイスチャードは 元気屋上で一番の野菜です。多年草なのですが 花を咲かせ 種を付けると 枯れてしまいます。

種を採ろうと 放っておいたのです。

スイスチャードは アルカリ土壌にしておくことが大事ですという webの記事がありました。

このところ スイスチャードの元気がないのが 気がかりでした。そこで 苦土石灰をまいてあげました。すると どうでしょうか 枯れたと思っていた 幹から 新芽がでてきたのです。こんなに すぐに反応があるのは アルカリ土壌がポイントだったんですね。

ほかの スイスチャードも 元気になりました。夏の葉野菜が少なくなる中 これでよみがえってくれたら 最高です。





白いネギ。とうが立って 葱坊主ができて 枯れたネギです。枯れても立っているのは分身のネギが 大きくなって支えているからです。

面白いのは とうが立つ前は 青い葉を採ると 真ん中から新芽が出てきます。
ですから ネギも 葉を摘まんで食べるかぎり いくらでも収穫できます。たとえ葱坊主が出てきても どんどん食べてしまうと 新芽が出てきて また食べることができます。

しかし ほって置くと 写真のように 白くなって枯れてしまうのがわかりました。でも 新芽は 側から出てきました。

種を作ろうとしない時は  繰り返し シュートを真ん中から作ります。しかし とうが立ち 種を作ると その身は 終了して 根から(又は 茎から?)新しいシュートを作るんですね。

枯れて 別人で生きるネギ。 枯れても へこたれない ネギはすごいですね。




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