【野菜】ノート
















■ ペットボトルで 野菜は育つ



■ ペットボトルで トマトも葉野菜も育っています。簡単でだれでもできる栽培方法です。土を使わないので 屋上での栽培法に適しているとおもいます。土は重いので屋上まで上げるのは大変です。水道さえあれば蛇口から水を出し液肥を作ればいいので 年をとっても問題ない方法だといえます。特に屋上まで重い荷物をもちあげるのが 大変なのです。若いうちは問題なくとも 80、90歳までやりつづけるなら 液肥栽培がいいと思います。
土の中には いろいろな害虫や雑草が一杯です。都会の中では ご近所迷惑な農薬は使えません。水耕栽培は無農薬で栽培するのに適しています。
誰でも 簡単に 果樹も野菜もなんでも育てることができます。実験的にいくつかをやっていますので ご紹介します。

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■ 靴下の野菜たち



■ 靴下を利用した 液肥での栽培をしています。結構育っていますので 紹介いたします。 2×2(2×4の2つ割り)を吊るしそれに1本(2300mm)に10本ほどビスを取り付け細いワイヤーで吊り下げています。 古着の靴下にできるだけ薄いポリ袋をいれ 根をスポンジで安定させ、液肥で野菜を育てています。

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■ 冬の野菜たち



■ 冬支度として温室には波板を壁にとりつけました。ハンギングタイプのハイライズベッドは全体にビニールシートをかけました。外壁上の波板に取り付けたベッドには片側にビニールシートをかけました。ストロベリーギャバには厚みを持たせるためにフレームを取り付けてそこを全体ビニールで囲みました。これで霜や冷たい風に痛めつけられなくなるとほっとしました。温室は朝方、外気温5℃で温室内7℃で暖房をしていないのでそれほど保温効果はないものの 陽が出てくると 外気温10℃なら30℃ぐらいまですぐに上がってきます。




■ 夏から頑張っている野菜たち(1)
なすは生長は衰えてもまだ花をつけて実を大きくしています。気温が下がって生まれ故郷のインドのようにはいかないようすです。しかしインドでは多年生草だということなのでどこまでがんばれるか様子をみようとおもっています。
パセリは夏の大きい葉の下から冬の緑が勢い良く出てきました。夏の葉は食べてしまって冬の葉の成長を楽しみにまっているところです。
ケールは優等生 葉を下から順に食べてきたので 幹が伸びて変な格好になっています。まだまだ新しい芽が出てきています。ただ葉を少し多めに残しておかないと勢いがなくなってしまうのであまりたくさん採取しないよう注意しています。
唐辛子も頑張っています。もう花は咲きそうもありませんが 実を真っ赤に熟させようとしています。
外にあったレジ袋で育てたオクラも夏の葉を落とし 新しい冬の葉がでてきています(?)。これからどうなるのかわかりませんが ちいさいオクラの実を付けていますが大きくはなりません。



■ 夏から頑張っている野菜たち(2)
キャベツも頑張ってくれました。でも 寒さが厳しくなるなかキャベツの一つが枯れてしまいました。原因は肥料のやりすぎと 葉を取りすぎた?からかもしれません。同じ野菜も扱い方でだめになってしまいました。
スイスチャードは夏も冬も元気です。
にんにく ねぎ は夏も頑張ってくれましたが 冬になると 我が季節というような感じに元気になってきました。
フレンチソレル(?)も元気です。夏からずーと葉を取り続けています。



■ 冬の野菜たち(1)
冬に食する野菜の種をすこし時期遅れですが 蒔きました。日差しを受けて芽がではじめました。苗床はバーミュクライトにしました。移植のときに根を傷つけないのではと思ってですが上手く芽がでました。夜は寒冷紗を掛けて保温するようにしています。
レタスロメインとレッドロメインという野菜の苗を買ってきました。葉がしっかりした形になっているので 切り取るのに便利だからです。アブラムシが付きにくい野菜です。
キャベツをプランターに地植えました。水耕栽培と比較のために地植えと水耕の方式で植え込みました。



■ 冬の野菜たち(2)
プランターに広島菜、高菜、野沢菜を地植えしました。
南に面した日当たりのいい花壇の野沢菜は葉を大きく元気良く育っています。やはり太陽の光が大事なのですね。
その隣にコールラビを植えました。これも元気に根付きました。
キャベツは葉を切ってしまうと丸くならないので 便利な野菜です。



■ 靴下利用の水耕栽培は 数を40本以上になり 順調に野菜が育っています。冬になって気候が合っているのか液肥の水温も上がらないからか、だめになるものの数が少なくなっています。
20cm間隔に靴下を下げているので 地植えより効率的に野菜を育てることができます。2列にして千鳥に間隔をずらして お互い影にならないようにしました。この間隔で野菜は育っています。



■ 夏からの野菜の水耕栽培
雲南百薬は夏から水耕栽培で育てました。寒さが厳しくなるにしたがって成長が遅くなっています。これからの寒さでだめになってしまうかもしれませんが 様子を見ようと思います。
地植えのナスを水耕栽培に切り替えてみました。いまのところ 根っこが多い分耐えているようです。今後どうなるか興味があります。
もう終わりかけているピーマンも水耕栽培にしてみました。冬の寒さでだめになるまで様子をみてみようということですが。
スイスチャードは夏から水耕栽培で 新しい葉を生み出してくれています。



■ 冬の野菜を水耕栽培と地植えで準備しました。うまくいくかどうか 楽しみです。地植えとの比較で 問題点を見つけ出そうと思っています。
レタスロメインは順調に育っています。水耕栽培にあうようです。
レタスバタークランチの苗木も水耕栽培でそだつようです。
広島菜も水耕栽培と地植えでやってみました。地植えのほうが元気に育っています。
園芸店で売っている野菜の苗木は 研究開発がすすみ病害虫に強く育てやすいようになっているせいか 値段が高い苗木でも 結果は良かったということになることが分かってきました。
靴下にビニール袋を入れた簡単な液肥栽培を始めています。夏以来ずーと様子をみていました。今回冬野菜を植えつけるに当たって 水耕と地植えの両方で様子をみようと考えています。

ブルーベリーの紅葉はきれいです。




■ 古着水耕栽培は失敗でした
家庭内資源を利用して野菜や果樹の栽培をしてみようと思いました。そこで、熟年家庭にあるだろう?山のよう古着を利用して なんとか野菜を育てられないかとスタートしたのが古着水耕栽培でした。野菜作りも未熟な1年生が 水耕栽培の原理も知識もなく始めましたから結果は野菜たちに迷惑をかけることになってしまいました。チャレンジ精神だけでやってみましたが みごと失敗しました。 うまくいかなかった原因もわかりません。野菜の栽培1年生がわかろうはずもないのですが 植物の生命力だけで当初は生育していきますが あまりに環境が厳しいので 植物が生き続けることはできなかったのでしょう。かわいそうなことをしてしまいました。




古着水耕栽培で、すくすく育ったのはピーマン君でした。 鉢植のピーマンを水で根の土を洗い流し 古着を根にからませ Tシャツの腕の部分に入れて ペットボトルに入れて 液肥を絶やさないようにして育てることにしました。 夏の暑い日はほぼ1リッターの液肥を吸い上げて成長しました。 どんどん葉と茎が成長して優等生でした。 ペットボトルの液肥の温度が上がらないようにアルミ箔で巻きました。 実も付き始め 大成功かと思われましたが 液肥の補充を忘れしおれかかってからは その成長がとまり 具合が悪くなっていきました。根がやられてしまったのかもしれません。 ぼろきれに包んだ根の環境が悪いのだと思っています。根の周りには植物自身が出す酵素によっていい環境が作られそれによって養分を吸収するのだろうと推測しているのですが うまく機能しなかったのだと思います。


現在の生き続けているのは オレンジです。樹木はそれ自身力があるのでしょうか?成長の速度はおそいのですが 今でも生きています。この冬をうまく越すことができれば いいなと思っています。 失敗するときは 腐敗臭がするので 判断はできます。液肥部分に腐敗臭がないので まだいけるとおもいます。


靴下水耕栽培は現在確認作業をしている中では なんとかやれるかどうかというところです。 野菜の種類によっては生長します。この水耕栽培で生育していく野菜を探していかないといけないと考えています。とりあえず 品種を探すことが課題です。




今年の夏は 元気屋上の構造物の全体像がはっきりしてきたことです。北側からのビル風を防止する 「北壁」を作り 元気屋上に風が入り込まないようにしました。(つもりですが)北壁の下のほうに開いている2つの開口部は風を完全に遮断するのでは台風などの強風時に思わぬ力がかからないようにしす工夫です。 水耕栽培は半年ほどの試行錯誤ですから もっと勉強しないといけないと思っています。今年の夏は十分な野菜を収穫でき 毎日サラダなどにして食べています。言えることは 元気で健康にすごせたことです。




■ 果樹の水耕栽培
野菜だけでなく 樹木も古着ハイブリッド水耕栽培ができないのか チャレンジしてみようと考えました。原理は 前回のビタミンハイビスカスと同じ方式です。
果樹も増えてきて 毎日の水遣りが大変になるので 作業軽減のためにも 果樹の水耕栽培が可能かどうか 実際やってみようと考えました。


流水で根をよく洗い 土を落とします。
もともと鉢植えだったので 根は丸くなっていて 互いに絡み合っていました。つけもの容器に入るかどうか 確認しました。丸いので扱いやすい形になっていました。


絡み合った 根に 古着を切って作った短冊を絡ませていきました。
根を傷めないようにしながら 丁寧に布をはさんでいきます。


Tシャツの上腕部分をカットして 根を丸ごと包みました。
古着のいいところは 腕とか胴回りとか ズボンの足の部分など みな円筒形なので いろんなサイズの筒ができるので 便利です。
上下を軽く縛って根の部分はできあがりました。


プラスチックの漬物容器に 入れてみました。
収まりもよく いけそうです


液肥を1/3ほど 入れました。
肥料は布を伝わって 根全体にいきわたるだろうし 酸素を吸えるように 完全に水没させないようにしています。
10円だまを入れてあります。良いかどうかわからないのですが 銅イオンが 水の腐敗防止になるのではないかと 思ってのことです。
容器の中の布から 水分が気化することで容器内の液肥の温度上昇が抑えられるか検証しなければなりません。


蓋をして とりあえず完成です。
ブルーのフレームは 耐寒対策でビニールシートをかぶせて冬越しさせてきた温室型コンテナです。
外部のフレームに合わせてトピアリーを作り楽しもうと思っていたものです。今回水耕栽培で樹木を支持するにはいい形でした。そのまま使えて大変便利です。 
外のフレームに縛り樹木の固定をができます。


オレンジの水耕栽培が完成しました。
なんとか 環境の激変に耐えて 成長してほしいと 祈るばかりです。


暑い夏の日差しに すこし葉が柔らかくなってきたので 日除けと アルミホイルで 猛暑対策をしました。
この夏 水温が上がるようなら 外側に水槽を作り 気化熱利用の 冷房対策をしようと 考えています。現在のところ 問題ないようです。




台風一過の快晴の朝 ほぼ10日ほどたった オレンジです。
はっきりはいえませんが ほぼ 成長してくれそうな感じがします。今年芽吹いた葉もつやつやです。液肥は少しよどんだような感じがしますが 臭いはありません。外気温30度ですが水温26度と 温水栽培にはならず 水耕栽培で育っています。
植物は それ自体生命力があり どんな環境でもなんとか生きる対応をするので どんどん成長してくて 結実してくれなければ 成功とはいえないでしょう。
空気を吹き込むエアーポンプなしで 成長して実を付けてくれるなら 土を持ち込んだり 毎日水遣りをする手間から開放されるので なんとかオレンジ君がうまく育ってくれればと思います。古着で果樹園ができるようになれば 楽しさ倍増です。




■ 古着の山を処分しよう
還暦元気ダイエットの成果が上がり 昔着ていたものを処分しようまとめてみました。山のような古着を捨てるにしのびなく なんとか利用できないものか捨てきれずに廊下に置きっぱなしにしていました。
ん!? 水耕栽培に使えないか!!と思い付き 実験にとりかかりました。
布は保水や通気の性能が高く いい成果につながる?かもしれないと 心躍りました。
どの家庭でも古着の処理は困っているし 年寄りの家には 捨てきれない古着の山があるだろうと思いました。わざわざ土を買って 屋上に持ち上げなくても軽い古着なら簡単に持ち上げられます。


■ 先ずは 単純なものから始めました

Tシャツを 短冊に切りました。切り始めは ちょっと戸惑いましたが ごみとして出すのよりいいと ざっくと切り込みました。
短冊に切ったのは ただ丸めるより 根が伸張しやすいだろうと考えてのことでした。


苗木屋さんで売っていた ビタミンハイビスカスの苗をポットから 取り出し 根を傷つけないよう注意しながら流水で土を落としました。
ビタミンハイビスカスは がくの部分が栄養素が多いと説明書きにありました。
白い根が伸びていたので これは水耕栽培できそうと期待が持てました。


洗った根っこを 根を分散させながら 布の短冊で束ねるようにしました。
なるべく根の間に布が入り込むように 液肥の吸収がスムースに出来るようにと考えました。




ばらつかないように 古着の靴下に入れました。
靴下で根っこがまとまりました。先のほうは 液肥を吸い込むように また 根が伸びれるように古着を詰めず 空けておきました。(その通り伸びてくれるとは思えませんが)


■ ペットボトルを加工して



次は2リッターのウーロン茶のペットボトルの上部を水平に切り 2ヶ所 穴を開け針金で吊るしました。
液肥を入れると すぐ吸い上げて どんどん上がって全部に液肥を吸い上げるのにそんなに時間がかかりませんでした。さすが使い古した靴下は水との親和性が抜群でした。
液肥は根の半分ほど浸るようにして 酸素の吸入ができるようにしました。 布の特性で空気の流通も確保でき これで肥料と酸素をうまく植物に与えることができると思いました。


■ アルミ箔で光と熱の遮断




光が入ると アオコの発生があるので 先ずアルミホイルで ペットボトルを巻き くるんでみました。
ペットボトルには 補強のための凹凸がついているので その部分が空気層になり断熱効果を高めてくれます。さらに支持の補強になるので 巻きつけるだけで十分でした。
蓋の部分は アルミホイルを傘のように巻いて 通気できるよう すこし 隙間を取っています。
アルミホイルの効果は大きく 太陽光の直射を受けても 水温の上昇は抑えられることが確認できました。
また 靴下から水分が気化するので ある程度 水温を下げることができ 古着水耕栽培は うまくいきそうな 予感がしました。
(水分の上昇は 液肥の濃度が高くなったり PHが変化したりするので今後の検討が必要になりますが。)


■ 元気に育っている模様です

約1週間後の ビタミンハイビスカスです。
一番下の葉は枯れたので 切り取りましたが 水耕の環境に順応し始めているようです。
私は靴下に囲まれた根の部分は (動物の腸のような)生物共生環境となり、腐敗しない状態が続くと考えています。布で根を囲むことでその共生環境を維持しやすくなるのが 古着ハイブリッド水耕栽培の利点となるのではないかと考えています。


■ 古着ハイブリッド水耕栽培
古着ハイブリッド水耕栽培は屋上菜園の 最高の方式?かもしれません。
水遣り、重い土や肥料などの荷揚げ、地震問題、排水系のトラブル、害虫の被害などから開放され 野菜作りが簡単になりそうです。
しかしインターネットで調べても 技術は大規模農場などのレベルで素人が取り組むにはハードルが高いような気がします。
今回はもっと簡単にしようと 空気の吹き込みをやめ 布の特性に着目して 古着ハイブリッドに挑戦してみました。ペットボトルと古着が活用できれば リサイクルやごみ問題にも貢献できるというものです。
歳をとっていても だれでもできる 水耕栽培を目指して さまざまな工夫をしてみます。
技術は 春夏秋冬と最低1年は検討する必要があります。今後の活動を見守ってください。アドバイスがあればブログにお願いします。




野菜の可憐な花を ご紹介します。 日頃見慣れない 野菜の花たちを楽しんでください。



バジルの花は 白く可憐。




西洋ほうずき です。
食用に 苗木を2本購入しました。花も実も 面白い形をしていますね。
種子を守り伝える知恵をみていると 植物たちの営みが 巧みなことにおどろかされます。
果樹の袋かけも そのうち ほうずきの遺伝子操作で りんごほうずきなど出来たら皆楽になるでしょうね。



レッドチコリも ブルーの花をつけました。
野菜は茎が伸び始め 花を咲かせるようになると 葉に栄養が回らなくなるようです。 名前から ブルーの花が咲くのに 驚きました。どんな知恵が隠されているのでしょうか。


 

きゅうりは黄色い 星型の花です。咲いたときには もうキウリの準備ができています。



トマト
この花から 真っ赤なトマトに変身するんですから 想像できませんね。


 
トオガラシの花は 純白。
緑のトオガラシも 真っ赤になるのでしょう。 花は 純白で清楚な花でした。ひっそりと咲いている感じですが これが激辛になるとは 驚きです。


ケール
たくさん葉っぱをご馳走になった ケールも 花を付け始めました。 花をさかせるため 葉っぱのなかから ひゅーと茎が伸びてきて 見て見て!と花は 必ず葉の上に咲きます。 虫を呼んで 受粉をさせるため 必死なのですね。


 
パセリの花
夏の 打ち上げ花火のような花です。自然の創造主は芸術家ですね。


 

ヤローイエローの花
黄色い花を固めて開き 虫が飛んできたら どこかに当たるだろう 数打ちゃ当たる方式の戦略的な花ですね。


ビバローザというイチゴの花
ピンクの花なので ご紹介します。このイチゴは 一つも収穫できませんでした。 花と思えば かわいい花でした。



野菜ではありませんが この時期 金柑の花がさきました。前の日には気が付かなかったのですが、朝一斉にさいているので びっくりしました。 いい においがします。


ブラックベリーはピンクの花でした。
緑の小さい実も だんだん色づいてきています。 甘酸っぱい 思い出の味です。 野菜の花は 店でも見かけないので 花が咲くことも考えていませんでした。 この時期 せっせと 花を付け始めた野菜を ご覧頂きました。




■ 水耕栽培にチャレンジしてみました
野菜の水遣りがあるので温泉旅行どうしよう、重い土を持ち上げるのは腰が、など菜園を作ってもやっていけるか心配があります。いい方法がないかと思案中に 水耕栽培はどうか?と インターネットで調べてみました。いけるかな?と 次の日簡単な実験を始めてみました。 期待をもって 実験スタートです。
第一弾は 海産物のスチレン箱を利用して ペット屋さんから水槽用のエアーポンプ、ホース、発泡器を購入 早速作ってみました。
スチレンの板に穴を開け、スポンジで苗木の茎をはさみ、 セットして様子を見ることにしました。
肥料はハイポネックスの1000倍液で育ててみることにしました。


数日は環境の激変に耐えられない様子でした。1週間ほど経つと  太めの白い根が伸び始めました。(これが出てくれば育つようです。)


6月18日  2週間目の姿です。同じ土植えのサイズと比較しても負けていません。


少しづつ元気になって 水の環境に慣れてきた様子です。やれそうな感触です。
そこで もう少し本格的に実験しようと 特売品のプランターと特売の漬物容器を買い込み 大き目の野菜で実験することにしました。


プランターの排水穴を防水テープで塞ぎ水漏れしないようにして スチレンボードに穴を開けて浮き蓋方式にしました。



つけもの容器は 蓋をジグソーで半分切れ目をいれ真ん中を切り抜き トマトを吊り下げて容器の中に根を入れるようにしてみました。


トマトには 白い根が育ってきました。2週間で 丈も30cmほど伸びています。 立派に大きくなりました。
実も 赤く色づき始めました。
新たに 実も付いています。


漬物容器の発泡器はフレキシブルで長いタイプをセットしましたが ここまでのものはいらないようです。
トマトの水耕栽培は 筑波万博で有名になりました。昔週刊誌の写真を見て なんだこりゃ!?と驚いたことを思いだしました。
水耕栽培は 水遣りがなく 肥料も1週間に一度ほど ハイポネックスを少々滴下するだけで 実に管理が楽になりました。いけそうです。


プランターには 害虫防止のためにもアルミホイルをかぶせました。
液肥に光が当たると アオコが発生するので その予防としてかぶせたのですが これは 一石二鳥で 害虫防止と葉が横に開き採取しやすくなりました。 根付き始めた頃の写真です。


下の二枚は6月18日の元気な姿です。いろいろな種類の野菜を栽培して 何が簡単で効果的かを 実験してみようと考えています。
バジルです。土で育てているときは ほぼ害虫に食べられたいました。温室内ということもありますが 被害なく育っています


ツルムラサキもしっかり育っています。 水耕栽培のほうが 害虫の被害がすくないのではと思っています。それは毛虫たちのねぐらが確保しにくいので虫がつかないかもしれないと考えられるからです。


屋上庭園の特性から 水耕栽培は良い方法ではないかなと 思い始めています。
(1) 揚重の苦労から開放される。歳をとったらなおさらです。
(2) 水遣りの苦労から開放され 海外旅行にも安心していけます。
(3) 害虫の被害が少なそうです。
(4) 肥料の管理も楽です。
(5) 地震時 水は制振性を発揮するので 安心材料です。
(6) ごみつまりなどの排水系のトラブルがなくなる。
(7) ごみの量 土作り 道具などでメリットがある
(8) なにより 埃っぽくなく きれいです。
(9) 有機肥料などの 臭いがしない。
(10) エアポンプの電気代も45円/月程度で収まる。(プランター4つほど)


始めたばかりです。 問題点がまだ見えていない段階では メリットも 空論ですが 水耕栽培は誰でも出来る栽培方法だと思います。特にベランダや外壁を利用したり、部屋の中や狭い場所でも可能な手段だといえるのではないでしょうか。
元気屋上の半分ぐらいを水耕栽培にして 土の栽培と比較検討していきたいと考えています。やっと1年の新米では 味の良い野菜作りなどは程遠い話です。 育つかどうかの実験段階です。 水耕栽培の結論はまだ出せませんが 実験の価値はありそうです。



■テントウムシ君が脱皮の準備中です。がんばれ テントウムシ。






屋上庭園とか 屋上菜園が普及するには 害虫対策が大事です。虫のきらいな(特に女性)人達が 菜園を作ろうという気分にならないからです。 害虫対策がある程度できることが説明できないと 屋上菜園や屋上果樹園を作る人多くならないと思います。 害虫対策は 大きなテーマになります。屋上で農薬を使うのは元気屋上のコンセプトに合わないと思います。 スーパーで売っている野菜は 実にきれいで やっぱりプロは違うと思うことしきりです。私が作った野菜は穴だらけです。虫と共存しているので 虫に食われる前に食べるなど言っても言い訳にもなりません。 明日食べようと 思っていたものを 虫に食われてしまうことがあります。そんな時は がっかりします。


気温の上昇と共に アブラムシなどの数が増えてきました。毛虫も多くなり まさに対策が必要になりました。 増える前に手を打っておかないといけないことは後でわかりました。後の祭りした。 この小さい屋上に アブラムシは数万、数十万ぐらいいるのではと思うほどです。一種類でなく何種類の虫が一葉に共存しているのです。


インターネットはすばらしいアイデアを提供してくれます。いろいろ調べてみるうち アブラムシは光っているものがきらいなようです。やってみようと アルミホイルを 敷いてみました。 効果テキメンという訳にはいかなくとも なんとなく 少なくなったような気がします。対策をしたような気分になりました。 アルミホイル効果としては 毛虫はその下をねぐらにするのでめくってみれば すぐに見つけることができるので 捜査に時間がかからないようになりました。(すべてに言えるとは言えませんが)


アルミホイルで 面白いことに気がつきました。 アルミホイルを敷くと 縦に伸びていた 葉っぱが水平に伸び始めたのです。大きくなった葉っぱをちょきちょき摘む収穫方法には なんと都合のいいかと 気がつきました。 光の反射があるので 太陽に向かって伸びていた葉っぱが広がってくれるので はさみを入れやすくなったのです。 写真はフレンチソレルです。今までは虫に食い荒らされとても栽培に値しないとあきらめかけていたのですが これで何とかやっていけるかと希望が持てるようになりました。


害虫と 戦うにしても 農薬の知識などありません。 一網打尽にするすべもないのです。特に毛虫に食べられるのは なんとしても 我慢ができないので しばらく観察することにしました。 無秩序な害虫というイメージも 観察していると 彼らにもルールとか 棲み分けがあるようです。 生きるすべが 彼自身の形態に現れているようです。皮膚の色が土に見まごう毛虫は 夜行性で昼は 浅い土の中か 皮膚の色、模様とそんなに違わない環境を選んで寝ているようです。 青い虫は 昼も活動しており 葉っぱの裏で紫外線をさけ、日差しの弱い 風も吹かない場所にいるのです。(一つの例ですべてではないと思います)これは捜査情報としてのプロファイルとして重要情報です。 食べようと思った葉っぱが食い荒らされ 大きいウンチがあるときは その株の根元の土を浅く掘り返してみると 丸々と太った毛虫がいます。これを始末します。しばらく安心です。 敵を知ることが 最大の攻撃と 毎日観察することが大事です。今後もしっかり見ていけば なんとかなるかもしれません。そんなに簡単じゃないぞという声がすぐ聞こえるような気もしますが。


甘夏についた毛虫です。何の幼虫なのかわかりませんが 葉っぱの色と同じ保護色です。見事です。彼らは柑橘系のいいにおいまでするのです。(勘違いかも) 風に飛ばされないよう枝にしっかり抱きついています。 始めの一匹を退治して 安心していたら 後で5匹もいたのには驚きです。よく見て探さないと見逃していまいます。枝を単位にしっかり見て 退治しないと大変です。 葉っぱの食い跡とウンチが 捜査の手がかりです。


テントウムシはすばらしい。感激です。アブラムシにまみれた株が いつのまにかきれいになってます。実に素晴らしい掃除屋さんです。 いとおしいやつです。こんなにテントウムシに感激したことはありません。 ローマンカモマイルに取り付いた テントウムシ君です。


テントウムシの抜け殻です。セロリの葉っぱで脱皮してました。脱皮のときは虫のつきにくい葉っぱを選ぶのは安全だからなのでしょうか。 自然は 実に合理的な世界です。庭仕事が癒しにつながるのはこの合理性がひとつの理由かもしれませんね。 はじめ テントウムシの幼虫も にっくき毛虫ということでつぶしてしまいました。なんと残念!この毛虫があんなにかわいいテントウムシになるなんて 毛虫を見極めていかないといけないと 反省しています。


害虫の被害を少しでも減らすには 風通しを良くして日当たりがいい環境にすることのようです。欲をかいてたくさん植えつけると 収穫も減っていいことは何もないと教えられました。 ロングベットは土がつながっているので 虫の移動もしやすく害虫はすぐ広がってしまいます。そこで鉢栽培にしました。飛んでくるものは防げなくとも 被害は分散できると考えています。


■害虫対策として 警備員を配置しています。ねぎ、にんにく、にらです。日差しを遮らないし 風通しも悪くしないスリムなガードマンです。 ガードマンを点々と配置し 虫君たちの気分の悪い環境を作ります。サラダにするのにねぎを摘まむと切り口から独特の芳香を発散します。これで新たな虫が住み着くのを少しでも減らせたらいいですね。 一方 虫が逃げていける植物も植えます。根絶やしなど無理すから 彼らが住める場所も与えておきます。集中居住させ 枝ごと切り取り始末します。広く分散するより 一箇所に集中してもらえば対策が楽になります。 元気屋上は多品種少量生産がいいと考えています。基本は虫のつきにくい 品種を探し植えていくことです。現在多くの品種を植えてみて 様子を見ているところです。虫と戦いながら育てるより虫好きのしない野菜を育てることが一番の害虫対策です。


現在育成中のにんにくガードマンです


害虫対策として 緑の農薬を実験しています。 虫のつかないハーブがあります。旺盛な生育をして食べきれないほどの量です。これを切りとり 葉っぱ農薬として 野菜の根元におきます。(挿し木にすると少し長持ちします)レモンパーム、ペパーミントなどです。 こんなところには 住んじゃいられないと逃げ出してもらえたらという作戦です。


害虫対策最終手段は 人海戦術です。絵画用の絵筆を使って 虫を掃いて落としています。 虫が良くつく部位は 花芽とか 成長部などが多いような気がします。花芽は付けさせないように切り取ります。葉物野菜ははっぱが命です。花がつくと野菜は終局をむかえ 茎と花に栄養が集中して食べるべき葉っぱが小さくなってしまいます。ですから出てきたら即刻切り取ります。 きうりの先端の成長部は虫がたかっています。栄養を吸い取られ 成長速度が遅くなっているようなので このようなときは 筆で払い落とします。また集まってきますので いたちごっこです。 よく分からないのですが 同じ植物でも時期や部位で付く時期、付くところが変わってくるのです。あきらめないで続けると いつの間にかいなくなることもあるので 続けようと思っています。


被子植物に進化してきたのは 昆虫との 合体作戦ですから 虫と野菜は一体の関係です。野菜だけ欲しくてもそうは問屋はおろしてくれません。
野菜もフェロモンをだして 虫を呼びこみます。都合のいい虫だけが集まってくれることはありません。 虫が野菜を食い潰すことも起こります。販売する目的で野菜を生産することは 大変むずかしいに違いありません。しかし自家用で食べる分なら どうにかなると思います。
庭仕事には 癒しを感じます。日々の人間社会では 訳の分からないことがおきますが 自然の社会では まったく合理的な世界だからでしょう。しかし こちらの思うようにはなりません。それはこちらの理解が足りないからで それに近づくため 好奇心を沸き立たせて 考えてやってみることが面白いのです。癒しと好奇心が庭にはあります。
野菜を作り始めて1年の素人が 分かることなど高が知れていますが これからも 害虫の被害の少ない屋上庭園を目指します。屋上庭園を広く多くの人が楽しめるよう 素人の経験を見ていただき 参考にして よし私もやろうと思い立っていただけたらと思っています。






野菜作りのコンセプト
野菜つくりのコンセプトを まとめてみました。半年の経験で これいけそうという感を強くしました。ぜひ多くの人にもチャレンジしていただきたいと思うところです。

■健康で元気な生活には 新鮮な野菜は欠かせません。毎日の買い物も大変ですし 結構値段も高い。そこで野菜を作ってみよう。毎日の食卓を 新鮮な野菜で彩りたい。 とはいうものの、素人が作るのだから とてつもなく難しいのか 意外と簡単なのか やってみなきゃわからない。簡単に育つものがいい。そんな野菜を探そう 屋上菜園でどこまでできるかチャレンジです。


■元気屋上ではどんな野菜を栽培すればいいのか? 長い間採集できるものがいいだろう。 かぼちゃやブロッコリーなどは保存がきくといっても、収穫が1回限りのもので不向きだろう。 たまねぎとかジャガイモなども広くない屋上で栽培するには 毎日の食卓で味わうというコンセプトに合わない。 経済的に考えても スーパーで買ったほうがいいものもある。広い畑で大量に作っている作物はスーパーで買うのがいいのだろう。


■元気屋上ではどんな野菜を栽培すればいいのか? なんでもやってみようというのが 原則ですが 選ぶとしたら 栽培期間に何度も収穫があるものがいいということです。 季節感を旬で味わうにはサラダにして食べるのが一番手っ取り早いし簡単です。


■そこで サラダでおいしく食べる生野菜を中心に栽培を考えました。 栽培期間中に何度も収穫できるものが効率的だし、いろいろな種類の野菜を試してみよう。 屋上という場所で この地方の気候で適合する野菜の種類を探すことがポイントです。


■屋上菜園の収穫には 意識改革が必要なのです(笑)。根こそぎ 引き抜いて収穫するのではなく、大きくなった葉っぱをちょこちょこつまんでくればいいのです。料理を作っている最中に採ってくることもありました。屋上菜園の面目躍如です。そこそこの株数があれば 毎日少しづついただくことで長い間収穫ができました。 植物の成長に合わせて消費をすればいいのです。一本の株から「はっぱ」はたくさん出てきました。(驚)


■今年の冬 元気屋上では 小松菜、ケール、ほうれん草、セロリが優等生でした。 冬に新鮮な野菜を頂くことができて 風邪もひかずに 健康に送ることができました。 失敗もあり 学んだこともあります。 ここ半年のおいしい経験を 今後報告します。 また 学んだことをさらに改善して さらなるチャレンジをしていきます。それも見ていただきたいとおもいます。 (イラストはマイクロソフト社のクリップアートから使用)





なんの知識も経験もないけど、新鮮な野菜のサラダを毎日食べたい一念で野菜作りに挑戦しました。とんでもない挑戦ですが、太陽と水と土があれば育つという素朴な信念で実行しました。やってみなけりゃわからない。思いつくまま気の向くまま。間違っていれば育たないのだから、まずは、育ててみました。この元気屋上でうまく育つ野菜は何かを見つけようというのが狙いです。

■9月14日
野菜の種を購入し10種類ほど蒔いてみました。


■9月24日
種まきから10日で全員生き生きと芽をだしています。すごい生命力を感じます。


■レッドチャイムです。


■蒔いた本人もよくわからないで蒔いているんですからコリアンダーは、種をつぶして蒔くようにと書いてあり、つぶすといい香りがしました。


■ルッコラは、全部きれいに育成しませんでした。


■ほうれん草は、このあと移植に失敗し全滅の憂き目にあいました。


■サニーレタスは、なんとか移植に成功しました。


■サラダ菜です。


■人参です。


■はりはり水菜。小さいときからちゃんと水菜です。


■ねぎは、細いので水遣りの水勢にまけてへたってしまいます。


■小松菜も移植に失敗してしまいました。


■春菊。鍋物には欠かせない野菜です。


■苗床を作り、そこから2段ベッドに移植しようと考えていたのですが、大いに間違っていました。移植のつもりですから袋の種を全部一列に蒔いたのです。しかし、小さい種は互いに絡み合って移植するときにそれをばらそうとすると、苗を傷つけてしまいました。種の蒔き方が袋にちゃんと書いてあったのですが、そのとおりにしないで密に蒔きすぎてしまいました。そのままにしておくと 大きくなるものが日陰を作り、その下の仲間が大きいものに淘汰されていくことがわかり、間引く時期をまちがえるととんでもないことになるということを勉強しました。


■おいしい野菜は、虫たちにもおいしいのでしょう。アブラムシなどがつき始めたので急いで防虫ネットをとりつけました。しかし、一匹が増えるにはそんなに時間はかかりませんでした。これだけのアブラムシがどこからくるのかというほど彼らは繁殖力旺盛です。土の中にもともといればネットもあまり効果がないということです。





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