ちょっと前ですが 友人の紹介で 農法に詳しい人が 元気屋上においでいただきました。その方が 私のやっているのは オランダ式水耕栽培で、液肥が 流水になっていない場合 細かい根が出ないので 成長がよくない。液肥に流れを作るといいとアドバイスいただきました。

元気屋上では セカンドステージの毎日を 郊外型のクラインガルテンでなく 毎日 13階段を上がると そこが楽園。 季節と一緒に生活する場を 屋上に作りたいと 考えてやってきました。ですから できるだけ単純で 原始的な 方法がよく できれば リサイクル的な材料で お金をかけずに 楽しめるのを 考えていました。

しかし そこにこだわっていても 先にすすめないのなら ちょっとやってみるかと 始めてみました。
そこで 一番単純に 長樋の中に ポンプを入れて 吸い込み口から 反対側まで パイプで水を持って行って 流してみようと 考えました。

熱帯魚屋さんに行きました。丁度いい具合のポンプがあり 試しに作ってみました。
水を浄化し 微アルカリ性に保つ ウォラストライト(ケイ酸カルシウム)なるものが売っていたので ついでに買ってみました。

まず 水の浄水装置(濾過器)を作りました。プラスチックスの容器に 水が入るように穴を開けて ウォラストライトと ポンプを取り付けました。(ポンプは 57×37×47mm で コンパクトです。)

 
2×4の枠に ポリエチレンのシートで作った 液肥の容器に 一方に浄化槽とポンプ 片方に 塩ビのパイプでつないだ排出口を取り付けました。 
流量は5リッター/1分ですから ろくな流れではありません。効果?。?。



 
今までの 長樋方式でも 植物が活発に成長しているときは 液肥が濁ったり 腐ったりはしませんでした。根の力で 腐敗が抑えられているのでしょう。

しかし 活力がなくなると 液はにごりはじめ 臭うときもありました。しかし 思っていたよりも 液肥は きれいでした。植物の種類によりますが、おおむね成長が 地植えに比べて 遅いので 同等にするには 毛根を出させる方法を模索してみたいと 思いました。

さて 第一号は 沖縄の野菜 ハンダマと スイスチャードを 育ててみることにしました。