暑さにあぶりだされたように
長く沈黙していた エクイメア・ファスキアタが咲きはじめた。
高価な花だった。子株ができた。7鉢になった。
2年間何もなく 諦めて 1鉢だけ育ててきた。


暑さを食べて 嬉々として 揺らいでいる。

暑さの中で 楚々として涼やかでもある。


花を捨てた後悔がある。
猛暑は 人間を素直にさせる。