L字型の細長い高低差のある敷地。 その中程の位置に 城が建っていました。高さのレベルとしても中間の位置です。

入口から 噴水を見ながら 歩みを進めると 木の中から 水に浮いている屋敷が現われます。静かでした。建物は中間色の穏やかな色調で ひっそりと佇む姿は 品の良さを感じさせます。この庭は かなりロマンチックだ。





入口は L字の角にあたるところから 入りました。真ん中に小砂利の白い径 両側に芝生 シンメトリー 4っの噴水。高い生垣で囲み 先に期待感を持たせながら 庭に導く常套手段。進むと 上の池に 雛を連れた白鳥がいました。生垣の隙間から 次の噴水が見え隠れしていました。

この庭は 敷地の高低差を生かして たくさんの噴水を作っています。



この噴水は 山裾の道に沿って流れる小川に変化をつけている。 扇型で 18世紀の当時では珍しいもので 「海神ネプトゥヌスの袖飾り」とよばれていると 日本語の案内パンフレットに出ています。横から見ると 平板に見えます。



この庭で一番の大噴水です。この噴水を眺めるためにベンチが置かれていました。 シンメトリーに構成された滝(フランス古典主義の典型的なもの)の上に置かれ、 滝の音を聞きながら 大噴水が見れるようになっていました。



ここまでの行程は 1/4程度。続きは明日に致します。