館の裏庭に当たるところに 池がある。センターにテラスがあり 池の中に突き出している。そのテラスから 池越しに 水棚(Le Buffet d'eau)を眺めることができる。

よっぽど 噴水の好きな人だったのですね。


 
寄り添う男女の神?の足元から水が流れ 小さい池に貯められます。 その水が傾斜面に作られた配管から 14個も踊りだす。

この噴水は1760年建立以来今も 水を出し続けているそうです。地下水なので 冬も凍らないとのこと。冬は水蒸気が立つのでしょうか。



 
館を過ぎて さらに 大きな池がある。水連の池である。その池に並行する水路がありました。(長さ168m)


 
この水路の始まるところに 2段の小滝がありました。この滝は 波型の台(木製)を設けて ゆるやかな曲面をもった滝を作っていました。


 

          
水路に沿って 遊歩道がありました。この遊歩道には花壇が置かれていました。この花壇は後に作られたもののようです。

そして この庭のコンセプトである幼少、青年、熟年、老年の4っを表す 平板の彫像がありました。日本語のチラシには 「だまし絵の手法;絵画や彫刻で用いられる人工的に立体感を出す手法はフランス庭園における美の構成要素になっている」とありました。

またインターネットで調べたら 盗まれたので仮に作ったものが 置かれているとのことでした。(私は 彫刻された立体の像が盗まれたので 擬似的な 板状の像が 置かれているものと 思ってしまいました。どうも もともと板状の彫塑が盗まれたようです。)


 
庭は徐々に 奥待っていきます。水路の水もなにか少なめに感じられます。深山幽谷の中から湧水が導かれているような 演出なのでしょうか。


 
庭の一番奥にも 池を配し トリトン噴水が ありました。

噴水は庭全体で 50ほどあるそうです。ほんとに 噴水が好きだったのですね。まだまだ噴水があります。 また明日に。