初氷の日 朝の散歩で見かけたのは くすんで 少しよごれた 枯れ草でした。

なにか 優雅にも感じられ 足をとめ カメラにおさめました。

アジサイの花 顎の部分が枯れて繊維質が残って レースのようになっていたのです。

葉脈がはっきり残っているので なるほど 花ではなく 顎なのだと 解りました。花のように振舞っても 最後はその本性をさらすことになるのですね。

でも 美しい 花であれば ここまでは残らないであろうに なにか 優雅でもあり 気品すら感じました。アジサイの本性が見えるような 一時でした。