根っ子をミズゴケでくるむようにして 寒冷紗でバラけないよう包んで バケツの液肥に浸けこんでみたかなり乱暴なものでした。
花は咲くものの 実は付きませんでした。
そこで 今回は液肥に流動性を与えて 根っこを刺激してあげよう と工夫したわけです。それから ねっ子をペットボトルを組み合わせ 寒冷紗でくるみ サンゴ屑、バーミキュライト、セラミックなどを根に絡ませました。
これを サンゴ屑やバーミキュライトを根っ子にからませてみました。
また 大きくなったので 切り戻しなど枝の整理をし トレリスを代えてやりました。来年はもっと伸びることができそうです。
まず 配管の水漏れがないか 確認作業が大事です。・・・OK。
次にポンプアップと そのリターンの水量がバランスするかを確認。・・・OK。
右から2番目の写真 3本ホースが底にあります。長いのが下のポンプから液肥を持ち上げているホースです。勢いよく液肥を運んでいます。その他2本のホースは 右と左に液肥を分けるため等しい液面にホースを揃えるのが大事です。・・・OK。
右端の写真は 10センチの落差を利用して 液肥を順次隣のバケツに 注入し 排出しているホースです。うまく動いています。・・・OK。
ストロベリーギャバは一番の優等生。水耕栽培で育てて元気を取り戻しました。期待の星です。(右端写真の手前の樹木)
さて成果のほどは 来年になってみないと 判りません。なんとない手ごたえを感じているんですがどうでしょうか。
しかし 液肥のどぶ漬け状態の水耕栽培方式では 問題がありました。さらに液肥の補充が遅れて 枯らしてしまったりしました。それに 美しくないのが 最大の欠点でした。
そこで 液肥の管理をもう少し簡単にすること。 さらに 住宅の壁などを使って栽培するモデルとして 「壁で果樹を育てる方式」の実験をしてみようと考えました。壁にある間隔を持ってバケツを並べて その中に液肥を循環させる方式です。
ブドウの栽培のときに使ったゴミ箱の容器を壁に取り付けました。 ホースでつないでいきます。中央のバケツの液肥は両サイドのバケツにつないだホースで液肥が流れ落ちます。 最後にポンプを入れたバケツに回収します。それをポンプアップして中央のバケツに戻します。 壁に取り付けたバケツは10センチ程の高低差を付けてあります。
チョキチョキと切り戻しながら 葉っぱを頂くのに好都合な形をしているからです。もちろん おいしい野菜です。サラダでも 茹でても おいしい。
左端の 鉢植えのスイスチャードは2年前から せっせと葉っぱを付けてくれました。特徴的なのは 幹がしっかりと太く成長することです。さぞかし太くて立派な根っ子があるのでしょう。どんどん葉っぱが出てきます。
野菜には 多年草が結構多いことを知りました。スイスチャードも多年草です。知った時は ほくそ笑んだものです。これで 一生食べ続けられるのだと。
しかし そんな問屋はありません。左の鉢植えのスイスチャードは たまたま すっきり伸びていますがまれな例です。 左から2番目の写真のように 1年を超えたものは 葉っぱが沢山出て 葉も小さくなってしまいます。根がしっかりした分 種を一杯付けようというのでしょうか。
右の2つが 今年種を蒔いた 1年生です。水耕栽培と 地植えです。1年生は 成長が早く やわらかな葉っぱです。美味しく頂こうというなら 毎年種を蒔いて 育てていかなければならないようです。
もう一つ 今育てている野菜は アルカリ性の土壌がお好みの様子 そこでサンゴ屑を使うことにしました。
ミズゴケだけでなく 無機質を混ぜて バーミキュライト サンゴ屑 セラミックなどを ペットボトルに入れてみました。無機質 つまり小さい石ですから ペットボトルにあけた穴からこぼれ落ちないよう ネットを使ってみました。ペットボトルの水耕栽培容器に 台所の三角コーナーに使うネットを 利用してみました。
紙筒を取り付けて 光が当たらないようにしています。根が浅い位置で横に広がりやすくなり 丈夫に育つでしょう。 断熱の効果もあるはずです。
新しく 移植した野菜が大きくなってきました。ペットボトルを引き上げて見てみると このネットは 思わず 効果をもたらしました。ペットボトルの壁に隙間を作り その隙間に たくさんの白い毛根が伸びていました。
ネットがペットボトルの壁に隙間を作り 穴や上部から 酸素をペットボトルの中に導いてくれそうです。思わぬ成果?になるかな。
( その1、 その2、 その3 )で作ったもの 少し改良です。1回では 上手くいきません。どうしても 試行錯誤が必要です。
少しゴテゴテしていたので すっきりさせました。
跳ね返りのボールが落ちるエリアを広くしました。
またネットの裾の開きを 大きくするように Cの字の部品を取り付けました。
ショートアイアンは 高く上にあがっていくので 飛び出し防止のネットを袋状にして かぶせています。このかぶせたネットの入口の幅を 一定にするために もう一つ Cの字型の 合板を取り付けました。
前のものより 跳ね返りのボールは 格段に少なくなりました。だいぶよくなりましたが まだまだです。
雪が降っても 練習ができます。
11月27日 ちょっと遅めの種まきをしました。 芽が出てきました。バーミキュライトの培地ですが ミズゴケの方も出てきました。 |
温室の中ですから 余計なことかも知れません。 でも 思いつくと やってみたくなるのです。 ペットボトルを半分に切って かぶせてみました。寒さ予防です。 |
水耕栽培のペットボトルに直接蒔きました。
一つは みずごけの培地に。もう一つはバーミキュライトの培地。
ホウレンソウの種は レンガ色。種なのに 色がきれいです。鳥たちに食べてもらいたいのでしょうね。
どっちがいいのでしょうか? 判断できませんが、成長する過程で違いが出ればと思っています。
それにしても 蒔く時期が少し遅かったようです。種の袋には 10月ぐらいが最適と書いてありました。
蒔く時期が間違いであれば 芽吹かないので あとは自然に任せて 待つだけです。
札幌の住宅事情のリポートです。モダンな建物がたくさん建っています。