日差しが強く、気温も上昇して 野菜の成長が早く感じられます。野菜の成長には 太陽がこんなに大事なものなのかと 改めて感じます。
トマトは 次から次へ新しい葉と花を咲かせる 新陳代謝の激しい植物です。葉が成長しても光を受けられなければ その部分は1日で枯れてしまいます。日々成長していく中で効率の悪い葉っぱは枯れることで全体に貢献しているようです。とにかく役に立たなければすぐリストラして成長するトマトはすごいやつです。
トマトの幹はその巨体を支えるためのものではなく這い蹲りながら成長するもので 人間が勝手に縦方向に支柱をたてているだけなのだとわかりました。(原種はどうなのか知りませんが)幹で自立しようとしたらバランスが大変だし 重量バランスをとりながら成長するには 幹に使う資源が多くなり 実をつけるという目的にはマイナスになるからでしょう。
植物を見ていると 生命力とか活力とかを考えさせてくれます。生き残り継承されていく結果が進化なのだというのは 厳しいものですね。
日差しも強くなって、このところ アブラムシが少なくなってきました。毛虫の数もめっきり減ってきています。昆虫もいろいろなサイクルがあって 生きているのですね。
毛虫退治の妙案は 野菜の足元に アルミホイルを敷いておくと 高級マンションと勘違い?している彼らの寝込みを襲い 撃退することができるようになります。
大き目の毛虫は その糞も大きく 彼らが居るところが一目瞭然です。アルミホイルは アブラムシ退治で敷いていたのですが 毛虫退治にも有効でした。
おかげで 最近は 穴のあいた野菜を 食べずにすむようになっていたのですが 数も減って ちょっと寂しい気もしますが 菜園に平和がやってきたような安堵感を感じています。