植物はすごい。植物はご馳走(土)に口(根)を突っ込んで 生きている。大食漢には理想の生き方です。

だから 移動する必要がないのですね。

動けないから 日照りが続けば 水がなくなって 食べたくとも 食べられなくなってしまいます。

葉は どんどんその数を増やし また 面積を広げていきます。茎も長く太くなります。根もどんどん伸びていきます。

それをコントロールしているのは 神の手 太陽です。太陽を絶対神として生きているのが 植物かもしれません。

バランスが崩れたとき 枯れます。枯れることで バランスを取っているのでしょうか。

キュウリの葉が枯れています。一方青々とした葉が増えます。花も咲いています。実もなっています。枯れた葉は その葉の中の栄養をすべて吸い取られるまで 茎に付いています。

トマトの枯れた葉は その茎の部分まで 糸の様に細くなっています。栄養のすべてを 生きていくものに残していくのですね。

枯れて 生きる 見ていると 壮絶な生き方のようにも見えます。