■ 水耕栽培にチャレンジしてみました
野菜の水遣りがあるので温泉旅行どうしよう、重い土を持ち上げるのは腰が、など菜園を作ってもやっていけるか心配があります。いい方法がないかと思案中に 水耕栽培はどうか?と インターネットで調べてみました。いけるかな?と 次の日簡単な実験を始めてみました。 期待をもって 実験スタートです。
第一弾は 海産物のスチレン箱を利用して ペット屋さんから水槽用のエアーポンプ、ホース、発泡器を購入 早速作ってみました。
スチレンの板に穴を開け、スポンジで苗木の茎をはさみ、 セットして様子を見ることにしました。
肥料はハイポネックスの1000倍液で育ててみることにしました。


数日は環境の激変に耐えられない様子でした。1週間ほど経つと  太めの白い根が伸び始めました。(これが出てくれば育つようです。)


6月18日  2週間目の姿です。同じ土植えのサイズと比較しても負けていません。


少しづつ元気になって 水の環境に慣れてきた様子です。やれそうな感触です。
そこで もう少し本格的に実験しようと 特売品のプランターと特売の漬物容器を買い込み 大き目の野菜で実験することにしました。


プランターの排水穴を防水テープで塞ぎ水漏れしないようにして スチレンボードに穴を開けて浮き蓋方式にしました。



つけもの容器は 蓋をジグソーで半分切れ目をいれ真ん中を切り抜き トマトを吊り下げて容器の中に根を入れるようにしてみました。


トマトには 白い根が育ってきました。2週間で 丈も30cmほど伸びています。 立派に大きくなりました。
実も 赤く色づき始めました。
新たに 実も付いています。


漬物容器の発泡器はフレキシブルで長いタイプをセットしましたが ここまでのものはいらないようです。
トマトの水耕栽培は 筑波万博で有名になりました。昔週刊誌の写真を見て なんだこりゃ!?と驚いたことを思いだしました。
水耕栽培は 水遣りがなく 肥料も1週間に一度ほど ハイポネックスを少々滴下するだけで 実に管理が楽になりました。いけそうです。


プランターには 害虫防止のためにもアルミホイルをかぶせました。
液肥に光が当たると アオコが発生するので その予防としてかぶせたのですが これは 一石二鳥で 害虫防止と葉が横に開き採取しやすくなりました。 根付き始めた頃の写真です。


下の二枚は6月18日の元気な姿です。いろいろな種類の野菜を栽培して 何が簡単で効果的かを 実験してみようと考えています。
バジルです。土で育てているときは ほぼ害虫に食べられたいました。温室内ということもありますが 被害なく育っています


ツルムラサキもしっかり育っています。 水耕栽培のほうが 害虫の被害がすくないのではと思っています。それは毛虫たちのねぐらが確保しにくいので虫がつかないかもしれないと考えられるからです。


屋上庭園の特性から 水耕栽培は良い方法ではないかなと 思い始めています。
(1) 揚重の苦労から開放される。歳をとったらなおさらです。
(2) 水遣りの苦労から開放され 海外旅行にも安心していけます。
(3) 害虫の被害が少なそうです。
(4) 肥料の管理も楽です。
(5) 地震時 水は制振性を発揮するので 安心材料です。
(6) ごみつまりなどの排水系のトラブルがなくなる。
(7) ごみの量 土作り 道具などでメリットがある
(8) なにより 埃っぽくなく きれいです。
(9) 有機肥料などの 臭いがしない。
(10) エアポンプの電気代も45円/月程度で収まる。(プランター4つほど)


始めたばかりです。 問題点がまだ見えていない段階では メリットも 空論ですが 水耕栽培は誰でも出来る栽培方法だと思います。特にベランダや外壁を利用したり、部屋の中や狭い場所でも可能な手段だといえるのではないでしょうか。
元気屋上の半分ぐらいを水耕栽培にして 土の栽培と比較検討していきたいと考えています。やっと1年の新米では 味の良い野菜作りなどは程遠い話です。 育つかどうかの実験段階です。 水耕栽培の結論はまだ出せませんが 実験の価値はありそうです。



■テントウムシ君が脱皮の準備中です。がんばれ テントウムシ。