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28 August 2006

■ ペットボトルで 野菜は育つ



■ ペットボトルで トマトも葉野菜も育っています。簡単でだれでもできる栽培方法です。土を使わないので 屋上での栽培法に適しているとおもいます。土は重いので屋上まで上げるのは大変です。水道さえあれば蛇口から水を出し液肥を作ればいいので 年をとっても問題ない方法だといえます。特に屋上まで重い荷物をもちあげるのが 大変なのです。若いうちは問題なくとも 80、90歳までやりつづけるなら 液肥栽培がいいと思います。
土の中には いろいろな害虫や雑草が一杯です。都会の中では ご近所迷惑な農薬は使えません。水耕栽培は無農薬で栽培するのに適しています。
誰でも 簡単に 果樹も野菜もなんでも育てることができます。実験的にいくつかをやっていますので ご紹介します。

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■ 靴下の野菜たち



■ 靴下を利用した 液肥での栽培をしています。結構育っていますので 紹介いたします。 2×2(2×4の2つ割り)を吊るしそれに1本(2300mm)に10本ほどビスを取り付け細いワイヤーで吊り下げています。 古着の靴下にできるだけ薄いポリ袋をいれ 根をスポンジで安定させ、液肥で野菜を育てています。

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■ 冬の野菜たち



■ 冬支度として温室には波板を壁にとりつけました。ハンギングタイプのハイライズベッドは全体にビニールシートをかけました。外壁上の波板に取り付けたベッドには片側にビニールシートをかけました。ストロベリーギャバには厚みを持たせるためにフレームを取り付けてそこを全体ビニールで囲みました。これで霜や冷たい風に痛めつけられなくなるとほっとしました。温室は朝方、外気温5℃で温室内7℃で暖房をしていないのでそれほど保温効果はないものの 陽が出てくると 外気温10℃なら30℃ぐらいまですぐに上がってきます。




■ 夏から頑張っている野菜たち(1)
なすは生長は衰えてもまだ花をつけて実を大きくしています。気温が下がって生まれ故郷のインドのようにはいかないようすです。しかしインドでは多年生草だということなのでどこまでがんばれるか様子をみようとおもっています。
パセリは夏の大きい葉の下から冬の緑が勢い良く出てきました。夏の葉は食べてしまって冬の葉の成長を楽しみにまっているところです。
ケールは優等生 葉を下から順に食べてきたので 幹が伸びて変な格好になっています。まだまだ新しい芽が出てきています。ただ葉を少し多めに残しておかないと勢いがなくなってしまうのであまりたくさん採取しないよう注意しています。
唐辛子も頑張っています。もう花は咲きそうもありませんが 実を真っ赤に熟させようとしています。
外にあったレジ袋で育てたオクラも夏の葉を落とし 新しい冬の葉がでてきています(?)。これからどうなるのかわかりませんが ちいさいオクラの実を付けていますが大きくはなりません。



■ 夏から頑張っている野菜たち(2)
キャベツも頑張ってくれました。でも 寒さが厳しくなるなかキャベツの一つが枯れてしまいました。原因は肥料のやりすぎと 葉を取りすぎた?からかもしれません。同じ野菜も扱い方でだめになってしまいました。
スイスチャードは夏も冬も元気です。
にんにく ねぎ は夏も頑張ってくれましたが 冬になると 我が季節というような感じに元気になってきました。
フレンチソレル(?)も元気です。夏からずーと葉を取り続けています。



■ 冬の野菜たち(1)
冬に食する野菜の種をすこし時期遅れですが 蒔きました。日差しを受けて芽がではじめました。苗床はバーミュクライトにしました。移植のときに根を傷つけないのではと思ってですが上手く芽がでました。夜は寒冷紗を掛けて保温するようにしています。
レタスロメインとレッドロメインという野菜の苗を買ってきました。葉がしっかりした形になっているので 切り取るのに便利だからです。アブラムシが付きにくい野菜です。
キャベツをプランターに地植えました。水耕栽培と比較のために地植えと水耕の方式で植え込みました。



■ 冬の野菜たち(2)
プランターに広島菜、高菜、野沢菜を地植えしました。
南に面した日当たりのいい花壇の野沢菜は葉を大きく元気良く育っています。やはり太陽の光が大事なのですね。
その隣にコールラビを植えました。これも元気に根付きました。
キャベツは葉を切ってしまうと丸くならないので 便利な野菜です。



■ 靴下利用の水耕栽培は 数を40本以上になり 順調に野菜が育っています。冬になって気候が合っているのか液肥の水温も上がらないからか、だめになるものの数が少なくなっています。
20cm間隔に靴下を下げているので 地植えより効率的に野菜を育てることができます。2列にして千鳥に間隔をずらして お互い影にならないようにしました。この間隔で野菜は育っています。



■ 夏からの野菜の水耕栽培
雲南百薬は夏から水耕栽培で育てました。寒さが厳しくなるにしたがって成長が遅くなっています。これからの寒さでだめになってしまうかもしれませんが 様子を見ようと思います。
地植えのナスを水耕栽培に切り替えてみました。いまのところ 根っこが多い分耐えているようです。今後どうなるか興味があります。
もう終わりかけているピーマンも水耕栽培にしてみました。冬の寒さでだめになるまで様子をみてみようということですが。
スイスチャードは夏から水耕栽培で 新しい葉を生み出してくれています。



■ 冬の野菜を水耕栽培と地植えで準備しました。うまくいくかどうか 楽しみです。地植えとの比較で 問題点を見つけ出そうと思っています。
レタスロメインは順調に育っています。水耕栽培にあうようです。
レタスバタークランチの苗木も水耕栽培でそだつようです。
広島菜も水耕栽培と地植えでやってみました。地植えのほうが元気に育っています。
園芸店で売っている野菜の苗木は 研究開発がすすみ病害虫に強く育てやすいようになっているせいか 値段が高い苗木でも 結果は良かったということになることが分かってきました。
靴下にビニール袋を入れた簡単な液肥栽培を始めています。夏以来ずーと様子をみていました。今回冬野菜を植えつけるに当たって 水耕と地植えの両方で様子をみようと考えています。

ブルーベリーの紅葉はきれいです。




■ 古着水耕栽培は失敗でした
家庭内資源を利用して野菜や果樹の栽培をしてみようと思いました。そこで、熟年家庭にあるだろう?山のよう古着を利用して なんとか野菜を育てられないかとスタートしたのが古着水耕栽培でした。野菜作りも未熟な1年生が 水耕栽培の原理も知識もなく始めましたから結果は野菜たちに迷惑をかけることになってしまいました。チャレンジ精神だけでやってみましたが みごと失敗しました。 うまくいかなかった原因もわかりません。野菜の栽培1年生がわかろうはずもないのですが 植物の生命力だけで当初は生育していきますが あまりに環境が厳しいので 植物が生き続けることはできなかったのでしょう。かわいそうなことをしてしまいました。




古着水耕栽培で、すくすく育ったのはピーマン君でした。 鉢植のピーマンを水で根の土を洗い流し 古着を根にからませ Tシャツの腕の部分に入れて ペットボトルに入れて 液肥を絶やさないようにして育てることにしました。 夏の暑い日はほぼ1リッターの液肥を吸い上げて成長しました。 どんどん葉と茎が成長して優等生でした。 ペットボトルの液肥の温度が上がらないようにアルミ箔で巻きました。 実も付き始め 大成功かと思われましたが 液肥の補充を忘れしおれかかってからは その成長がとまり 具合が悪くなっていきました。根がやられてしまったのかもしれません。 ぼろきれに包んだ根の環境が悪いのだと思っています。根の周りには植物自身が出す酵素によっていい環境が作られそれによって養分を吸収するのだろうと推測しているのですが うまく機能しなかったのだと思います。


現在の生き続けているのは オレンジです。樹木はそれ自身力があるのでしょうか?成長の速度はおそいのですが 今でも生きています。この冬をうまく越すことができれば いいなと思っています。 失敗するときは 腐敗臭がするので 判断はできます。液肥部分に腐敗臭がないので まだいけるとおもいます。


靴下水耕栽培は現在確認作業をしている中では なんとかやれるかどうかというところです。 野菜の種類によっては生長します。この水耕栽培で生育していく野菜を探していかないといけないと考えています。とりあえず 品種を探すことが課題です。




今年の夏は 元気屋上の構造物の全体像がはっきりしてきたことです。北側からのビル風を防止する 「北壁」を作り 元気屋上に風が入り込まないようにしました。(つもりですが)北壁の下のほうに開いている2つの開口部は風を完全に遮断するのでは台風などの強風時に思わぬ力がかからないようにしす工夫です。 水耕栽培は半年ほどの試行錯誤ですから もっと勉強しないといけないと思っています。今年の夏は十分な野菜を収穫でき 毎日サラダなどにして食べています。言えることは 元気で健康にすごせたことです。




■ 果樹の水耕栽培
野菜だけでなく 樹木も古着ハイブリッド水耕栽培ができないのか チャレンジしてみようと考えました。原理は 前回のビタミンハイビスカスと同じ方式です。
果樹も増えてきて 毎日の水遣りが大変になるので 作業軽減のためにも 果樹の水耕栽培が可能かどうか 実際やってみようと考えました。


流水で根をよく洗い 土を落とします。
もともと鉢植えだったので 根は丸くなっていて 互いに絡み合っていました。つけもの容器に入るかどうか 確認しました。丸いので扱いやすい形になっていました。


絡み合った 根に 古着を切って作った短冊を絡ませていきました。
根を傷めないようにしながら 丁寧に布をはさんでいきます。


Tシャツの上腕部分をカットして 根を丸ごと包みました。
古着のいいところは 腕とか胴回りとか ズボンの足の部分など みな円筒形なので いろんなサイズの筒ができるので 便利です。
上下を軽く縛って根の部分はできあがりました。


プラスチックの漬物容器に 入れてみました。
収まりもよく いけそうです


液肥を1/3ほど 入れました。
肥料は布を伝わって 根全体にいきわたるだろうし 酸素を吸えるように 完全に水没させないようにしています。
10円だまを入れてあります。良いかどうかわからないのですが 銅イオンが 水の腐敗防止になるのではないかと 思ってのことです。
容器の中の布から 水分が気化することで容器内の液肥の温度上昇が抑えられるか検証しなければなりません。


蓋をして とりあえず完成です。
ブルーのフレームは 耐寒対策でビニールシートをかぶせて冬越しさせてきた温室型コンテナです。
外部のフレームに合わせてトピアリーを作り楽しもうと思っていたものです。今回水耕栽培で樹木を支持するにはいい形でした。そのまま使えて大変便利です。 
外のフレームに縛り樹木の固定をができます。


オレンジの水耕栽培が完成しました。
なんとか 環境の激変に耐えて 成長してほしいと 祈るばかりです。


暑い夏の日差しに すこし葉が柔らかくなってきたので 日除けと アルミホイルで 猛暑対策をしました。
この夏 水温が上がるようなら 外側に水槽を作り 気化熱利用の 冷房対策をしようと 考えています。現在のところ 問題ないようです。




台風一過の快晴の朝 ほぼ10日ほどたった オレンジです。
はっきりはいえませんが ほぼ 成長してくれそうな感じがします。今年芽吹いた葉もつやつやです。液肥は少しよどんだような感じがしますが 臭いはありません。外気温30度ですが水温26度と 温水栽培にはならず 水耕栽培で育っています。
植物は それ自体生命力があり どんな環境でもなんとか生きる対応をするので どんどん成長してくて 結実してくれなければ 成功とはいえないでしょう。
空気を吹き込むエアーポンプなしで 成長して実を付けてくれるなら 土を持ち込んだり 毎日水遣りをする手間から開放されるので なんとかオレンジ君がうまく育ってくれればと思います。古着で果樹園ができるようになれば 楽しさ倍増です。




■ 古着の山を処分しよう
還暦元気ダイエットの成果が上がり 昔着ていたものを処分しようまとめてみました。山のような古着を捨てるにしのびなく なんとか利用できないものか捨てきれずに廊下に置きっぱなしにしていました。
ん!? 水耕栽培に使えないか!!と思い付き 実験にとりかかりました。
布は保水や通気の性能が高く いい成果につながる?かもしれないと 心躍りました。
どの家庭でも古着の処理は困っているし 年寄りの家には 捨てきれない古着の山があるだろうと思いました。わざわざ土を買って 屋上に持ち上げなくても軽い古着なら簡単に持ち上げられます。


■ 先ずは 単純なものから始めました

Tシャツを 短冊に切りました。切り始めは ちょっと戸惑いましたが ごみとして出すのよりいいと ざっくと切り込みました。
短冊に切ったのは ただ丸めるより 根が伸張しやすいだろうと考えてのことでした。


苗木屋さんで売っていた ビタミンハイビスカスの苗をポットから 取り出し 根を傷つけないよう注意しながら流水で土を落としました。
ビタミンハイビスカスは がくの部分が栄養素が多いと説明書きにありました。
白い根が伸びていたので これは水耕栽培できそうと期待が持てました。


洗った根っこを 根を分散させながら 布の短冊で束ねるようにしました。
なるべく根の間に布が入り込むように 液肥の吸収がスムースに出来るようにと考えました。




ばらつかないように 古着の靴下に入れました。
靴下で根っこがまとまりました。先のほうは 液肥を吸い込むように また 根が伸びれるように古着を詰めず 空けておきました。(その通り伸びてくれるとは思えませんが)


■ ペットボトルを加工して



次は2リッターのウーロン茶のペットボトルの上部を水平に切り 2ヶ所 穴を開け針金で吊るしました。
液肥を入れると すぐ吸い上げて どんどん上がって全部に液肥を吸い上げるのにそんなに時間がかかりませんでした。さすが使い古した靴下は水との親和性が抜群でした。
液肥は根の半分ほど浸るようにして 酸素の吸入ができるようにしました。 布の特性で空気の流通も確保でき これで肥料と酸素をうまく植物に与えることができると思いました。


■ アルミ箔で光と熱の遮断




光が入ると アオコの発生があるので 先ずアルミホイルで ペットボトルを巻き くるんでみました。
ペットボトルには 補強のための凹凸がついているので その部分が空気層になり断熱効果を高めてくれます。さらに支持の補強になるので 巻きつけるだけで十分でした。
蓋の部分は アルミホイルを傘のように巻いて 通気できるよう すこし 隙間を取っています。
アルミホイルの効果は大きく 太陽光の直射を受けても 水温の上昇は抑えられることが確認できました。
また 靴下から水分が気化するので ある程度 水温を下げることができ 古着水耕栽培は うまくいきそうな 予感がしました。
(水分の上昇は 液肥の濃度が高くなったり PHが変化したりするので今後の検討が必要になりますが。)


■ 元気に育っている模様です

約1週間後の ビタミンハイビスカスです。
一番下の葉は枯れたので 切り取りましたが 水耕の環境に順応し始めているようです。
私は靴下に囲まれた根の部分は (動物の腸のような)生物共生環境となり、腐敗しない状態が続くと考えています。布で根を囲むことでその共生環境を維持しやすくなるのが 古着ハイブリッド水耕栽培の利点となるのではないかと考えています。


■ 古着ハイブリッド水耕栽培
古着ハイブリッド水耕栽培は屋上菜園の 最高の方式?かもしれません。
水遣り、重い土や肥料などの荷揚げ、地震問題、排水系のトラブル、害虫の被害などから開放され 野菜作りが簡単になりそうです。
しかしインターネットで調べても 技術は大規模農場などのレベルで素人が取り組むにはハードルが高いような気がします。
今回はもっと簡単にしようと 空気の吹き込みをやめ 布の特性に着目して 古着ハイブリッドに挑戦してみました。ペットボトルと古着が活用できれば リサイクルやごみ問題にも貢献できるというものです。
歳をとっていても だれでもできる 水耕栽培を目指して さまざまな工夫をしてみます。
技術は 春夏秋冬と最低1年は検討する必要があります。今後の活動を見守ってください。アドバイスがあればブログにお願いします。




野菜の可憐な花を ご紹介します。 日頃見慣れない 野菜の花たちを楽しんでください。



バジルの花は 白く可憐。




西洋ほうずき です。
食用に 苗木を2本購入しました。花も実も 面白い形をしていますね。
種子を守り伝える知恵をみていると 植物たちの営みが 巧みなことにおどろかされます。
果樹の袋かけも そのうち ほうずきの遺伝子操作で りんごほうずきなど出来たら皆楽になるでしょうね。



レッドチコリも ブルーの花をつけました。
野菜は茎が伸び始め 花を咲かせるようになると 葉に栄養が回らなくなるようです。 名前から ブルーの花が咲くのに 驚きました。どんな知恵が隠されているのでしょうか。


 

きゅうりは黄色い 星型の花です。咲いたときには もうキウリの準備ができています。



トマト
この花から 真っ赤なトマトに変身するんですから 想像できませんね。


 
トオガラシの花は 純白。
緑のトオガラシも 真っ赤になるのでしょう。 花は 純白で清楚な花でした。ひっそりと咲いている感じですが これが激辛になるとは 驚きです。


ケール
たくさん葉っぱをご馳走になった ケールも 花を付け始めました。 花をさかせるため 葉っぱのなかから ひゅーと茎が伸びてきて 見て見て!と花は 必ず葉の上に咲きます。 虫を呼んで 受粉をさせるため 必死なのですね。


 
パセリの花
夏の 打ち上げ花火のような花です。自然の創造主は芸術家ですね。


 

ヤローイエローの花
黄色い花を固めて開き 虫が飛んできたら どこかに当たるだろう 数打ちゃ当たる方式の戦略的な花ですね。


ビバローザというイチゴの花
ピンクの花なので ご紹介します。このイチゴは 一つも収穫できませんでした。 花と思えば かわいい花でした。



野菜ではありませんが この時期 金柑の花がさきました。前の日には気が付かなかったのですが、朝一斉にさいているので びっくりしました。 いい においがします。


ブラックベリーはピンクの花でした。
緑の小さい実も だんだん色づいてきています。 甘酸っぱい 思い出の味です。 野菜の花は 店でも見かけないので 花が咲くことも考えていませんでした。 この時期 せっせと 花を付け始めた野菜を ご覧頂きました。



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