■はじめに
元気屋上のサイトに「還暦元気ダイエット」のページを加えます。「元気屋上」は元気に生活するライフスタイルを庭作業で作ろうと始めました。 中年になれば 生活習慣を見直そうという気分になります。自分なりの生活習慣を庭作業を中心に答えを出したらと思ったのです。これからずーっと続けられる趣味としても面白いからです。 元気屋上と還暦元気ダイエットは 共に「元気に生きる」がテーマです。元気屋上だけでは元気になるには片手落ちなので 私のダイエットを参考にしていただければとまとめてみました。

■ダイエット前のプロフィール
私は身長165体重80のデブでした。血圧も一番高いときは上240、下180という時もありました。血圧が高いと 結構元気で活動的な生活ができるものです。 毎日 血圧を測り 朝夕薬を飲む生活を続けていました。父親は脳梗塞で亡くなり、母親も脳溢血を何度か繰り返しています。体質遺伝で ま しょうがないことだと思っていました。 医者から 「心臓肥大すれすれまできていますね。」といわれ なんとかしないと 危ない年になってきたなと考えるようになりました。

■リバウンドの経験あり
数年前、始めたのが 自称「トヨタ看板方式ダイエット」でした。必要なものを 必要なときに 必要なだけ食べることを 心がけました。15kgの減量に成功しました。特に運動にこころがけました。 でも数年でもとに戻ってしまいました。なかなか運動を続けることは難しく 外食などが重なると 体重は増えてしまいました。 しかし、このダイエットで判ったことは 私の血圧は 体重が減ると 正常になるということでした。

■なんとかしないと
階段を上り降りでは 息がきれたり 靴紐を結ぶのもお腹がつかえて大変になり サイズ違いの洋服がタンスにあふれてきました。再び血圧も上がり また薬を飲む生活が始まりました。 医者に「一回の脳溢血では死ねませんよ。後遺症を抱えて生きることになりますね。」最近は脳溢血といっても 一発であの世に行けることは無く回復する事例が多いそうです。 運動機能障害も大変ですが 脳の中身が失われること 知識や判断が欠損することが 一番こわいことでした。仕事での判断がおかしくなったら 大変です。それは多くの人に迷惑をかけることになります。 どうしても体重を減らさなければならないと思うようになりました。 頭がぼけては 仕事もできなくなるし いい結果は 生まれてこない。まして脳溢血や脳梗塞になったら 頭のデーターベースや 考える回路がだめになってしまう。楽しく生きられない。一番大事な仕事は減量!かもしれない。

脳細胞が壊れてしまってからでは 取り返しがきかないぞー。という思いが大きくなって ダイエットを真剣に考えるようになりました。 還暦を迎えるまでに、歳をとっても元気で生活できるスタイルを見つけないとだめだな。なんとか 気力のあるうちに 自分なりの生活スタイルを作ってみようと、「還暦元気ダイエット」を決心したのです。

■人生 「へ」の字 還暦で二十歳に戻ろう
体は 20歳あたりがピークで 後はすべて 下降線です。グラフに描けば「へ」の字です。 還暦ともなれば かなり体力も落ちてきます。加齢と共に下がるのは当然です。しかし 下がりすぎているのなら 戻すことはできないものか?。 外食で 好きなものを おなかいっぱい食べ 酒は飲み放題 ヘビースモーカー 運動はしない 生活は不規則 と 下がりすぎる要素は いっぱいです。 人間の体重は 生理機能が一番活性化していた20代の体重が理想だと思うのです。還暦を迎える今年、若いときの生理機能を求めようもないが、体重なら自分で戻すことができるだろう。 あるべき体重は20代の体重だ。やってみたらどういう結末になるのか興味が湧いてきました。 それを実現するのが「還暦元気ダイエット」です。

■テーマは「死ぬときまで元気」
「還暦元気ダイエット」は 「元気、元気、元気、デ〜ス!(Death)」と 死を迎えるまで元気に生活することです。どんな生活スタイルを作っていけばいいのでしょうか。自分流でいいから生活スタイルを見つけてみよう。先ずは体重を落とすことから始めました。スタートです。

■7月で還暦を迎えます

私は 今年還暦を迎えます。身長165cm体重60Kgです。16ヶ月かけ20K減量しました。 昨年前半は試行錯誤の段階でした。その中でこれならやれそうと、きっちりデーターを取り始めたのは昨年の7月からです。 表は昨年1月から今年の4月半ばまでの体重変化のグラフです。

■人間 生きてることが 幸せなんだ
ああ 生きていることが こんなに 気持ちがいいものかと 感じています。私の体から 20Kgの脂肪がなくなっての実感です。(5月25日現在、さらに3K減量し57Kになっています) 以前 ちょっと歩けば 動悸がして 夜中は途中で目が覚めて 肩は凝るし 膝は痛いし 心臓肥大直前で 血圧は高く、薬を飲んでいた自分が うそのようです。 サイズが豊富なユニクロでさえ 私のサイズでは ゴムつきパンツでした。今は より取り見取りです。コーディネートも楽しむことができるようになりました。 食べ物は 何を食べても すべておいしく 夜はすぐに寝られて 朝は気持ちよく目覚め 元気が戻りました。何をするにも動きがよくなりました。掃除も洗濯もすぐやろうと動けるのがいい気分です。記憶力も少し良くなりました。

■元気屋上がダイエットを助けてくれます
春になり 減量しやすくなりました。元気屋上での作業は肉体労働です。屋上で真っ黒になって汗をかきかき身体を動かすことは 苦になりません。特別な運動などしなくてもいいのです。 作った野菜を中心に食のレシピ作りをし、今年(05年)の夏は自給自足を実現してみたいと思っています。

■還暦元気ダイエットの概要
前置きが長すぎました。「還暦元気ダイエット」をどうしたか お話を進めます。 私は まずプランをたてることから始めました。 目標を定めました。20代の体重55Kg?まで減量する (はっきり覚えていないのですが)  準備期間として 衰えた運動能力を回復するために半年かけました。 さらに胃袋を小さくする努力をしました。 ある食事メニューを10日ほど続け その効果を判定して減量メニューを作り上げました。 7月から正式にデーターを取り始めました。メモを残して体重が減った理由 増えた理由をそのつど検討して アクション項目(実践項目)を作りあげていきました。

■昨年9月10月のグラフ

チェックは体重計で測定し グラフに記入しその変化を見るのが一番わかりやすいと思います。「目で見る管理」です。 日々の変化に一喜一憂するのではなく 大きい傾向を見ていくことが大事だと思います。 朝と夜 同じ時間に測定しました。(傾向がわかってからは1日1回にしました)測定数字を記入するとき運動、食事、天候など気になったことを記入しました。 表の右には これはいいな これを毎日やっていこうと決めた アクション項目を書き込みました。

■夏はダイエットの季節です。皆さん一緒にやりましょう
この1年記録をとり続けた結果、無理なく減量するには 気温が20℃を超える季節が楽だと分かりました。 さぁ ダイエットの季節が到来しました。元気になるためには 元気屋上と還暦ダイエットをしましょう。

この1年記録をとり続けた結果、無理なく減量するには 気温が20℃を超える季節が楽だと分かりました。 さぁ ダイエットの季節が到来しました。元気になるためには 元気屋上と還暦ダイエットをしましょう。

これから ダイエットの実践例として 皆様の参考になればと 報告させてもらいます。