【野菜ノート】
NO.11ペットボトルで野菜...2006/08/28
■ ペットボトルで 野菜は育つ
■ ペットボトルで トマトも葉野菜も育っています。簡単でだれでもできる栽培方法です。土を使わないので 屋上での栽培法に適しているとおもいます。土は重いので屋上まで上げるのは大変です。水道さえあれば蛇口から水を出し液肥を作ればいいので 年をとっても問題ない方法だといえます。特に屋上まで重い荷物をもちあげるのが 大変なのです。若いうちは問題なくとも 80、90歳までやりつづけるなら 液肥栽培がいいと思います。
土の中には いろいろな害虫や雑草が一杯です。都会の中では ご近所迷惑な農薬は使えません。水耕栽培は無農薬で栽培するのに適しています。
誰でも 簡単に 果樹も野菜もなんでも育てることができます。実験的にいくつかをやっていますので ご紹介します。
■ 特別な装置や材料の購入などなく 家庭内のリサイクルでできるようにしようというのが元気屋上のコンセプトです。靴下を利用した栽培では 液肥をやる手間が大変でした。そこで液肥の量と その注入を楽にしようと考えてペットボトルにしてみました。
靴下利用の経験で なんとなく知りえたことは 「寝る子は育つ」でした。夜 植物も良く寝らねないと元気がなくなるのでは?と感じたのです。植物は夜は根から酸素をとり炭酸ガスを出して「寝て」いるそうです。つまり 深い眠りを与えてあげるには 酸素を吸いやすいようにしてあげなけれればといろいろ考えてみました。 。直根は液肥を吸う根 地表に近い根は酸素を吸う根ではないか それなら ペットボトルをダブルにして空気との接触ができるようにしたのです。
大きなペットボトル(2リッター)には液肥を その中に小さなペットボトル(1リッター)にミズゴケを入れて 苗木を植え込み 小さいボトルには たくさんの穴を開けて酸素を吸収しやすくしたのです。
小さいペットボトルが大きいペットの中に没すことがないように ペットボトルを輪切りにした部品を作り 中の小さいペットボトルが顔をだせるようにしました。
これが ダブルペットボトルの水耕栽培です。植え込みをしてから 2週間もすれば根は小さいペットボトルの下にあけた穴から 液肥の中に伸びていきます。
この栽培法のポイントは 中に入れる小さいペットボトルの上半分に できるだけたくさんの あるいは 大きな穴を開けてあげることで 酸素を与えること と
直根が伸びられるように 小さいペットボトルの底にも 大きな切込みを開けました。葉が大きくなる頃には 中のペットボトルの底から 液肥の中にどんどん伸びていきます。
中にいれるペットボトルは 外のペットボトルよりすこし上にあるようにするために 輪切りにしたペットボトルの切れ端をいれて 沈まないようにしておきます。
ミズゴケで根を巻くようにして 植え込みをします。ミズゴケが吸い上げた液肥で根が乾燥せずに かつ酸素も吸収できるように 液肥を調節します。大きく育ったら 液肥の調節の心配はなくなります。液肥を切らさないことぐらいです。
液肥は日光で すぐに アオコが発生します。陽が当たると 液温があがってしまうので 古着でカバーすることで問題を回避できます。夏場は輻射熱が強くなるので アルミ箔をまくようにしています。
■ ダブルペットボトルの 夏バージョンです。
ペットボトルを ダブルにすると 植え替えが楽になります。しかし小さい苗はそんなに液肥を消費しません。大きなトマトなどは たくさんの液肥が必要になります。
そこで ペットボトルをマカロニチューブ(マカロニのような細いチューブ)つないでみました。ペットボトルのキャップに 内径4ミリ外形6ミリのチューブをちょっときつめの穴を開けて 取り付けると接着剤もなく止水することができます。T型のミニチーズでジョイントしました。
古新聞や古雑誌で 断熱をやってみました。 ミシンよりセロファンテープで巻きつけられるので 作業の簡素化になりました。さらにアルミ箔を巻いて 輻射熱の対策をしました。冬にはこの上に 古着をかぶせようと思っています。
ダブルペット・連結方式は 今のところ いい成績です。
今10本以上のダブルペットがつながっています。野菜君たちは皆元気です。 液肥の投入が楽になったことです。 10本×2リッターですから 結構な量の液肥を与えることができるので 毎日液肥を与えなくても良くなったことです。
今後 この方式をすすめて 液肥の管理が簡単になるようにしようと 思っています。
■ トマトのダブルペット連結方式に もう一つ 工夫を加えてみました。夜 寝やすくするには 液肥が ほぼなくなっているほうが 酸素を取り込みやすいと考えました。そこで 朝液肥をたくさん与え 夜 液肥を引き上げてしまうようにしたらどうだろうか とかんがえてみました。
レジ袋の底にペットボトルのキャップの部分で挟みこんで 液肥供給袋を作りました。これを連結したペットボトルの両端に 取り付けてみました。袋に液肥をいれ ちょっと高めに吊っておきます。時間がかかりますが 各ペットボトルの液肥は 同じ水頭までの液肥が供給されます。
夜は その袋を ペットボトルの水頭より低い位置に提げてやると 液肥は袋に回収することができるようになりました。
これで 液肥に浸っていた根も酸素を吸うことが出来るようになったと思います。朝液肥をちゃんと注入することをわすれないことが大事になってますが 液肥の注入の手間は 大幅に削減できまし。
これは ブドウの水耕栽培を考えていたときのアイデアです。ブドウが大きく実を付ける段階で 過剰な水分を与えると ブドウに亀裂が入ってしまうそうです。その時期 液肥を絞ってやらないといけないそうです。これでできるかどうか やってみようと思っています。
寝る子は育つ を実現するための方法としても いいのではないかと 思っています。
■ もう一つのペットボトルの栽培方法です。
酸素を十分に供給するために バーミュクライトを利用して 酸素がたくさん供給できる方法です。
ペットボトルの1/3ほどのところをカットして2つにします。キャップをはずして そこに 今回は 不職布のマスクを通します。この不職布から液肥をすいあげさせるという方法です。液肥は不職布からバーミュクライトに吸い上げられ 根に水分を栄養を供給します。バーミュクライトは多孔質で隙間も作りやすいので 根に酸素を供給することができるということです。
根はどんどん伸びて 液肥の中まで伸びていきます。根の量はそれほど多くなれないので 葉野菜などの栽培には適しているのではとおもいます。
簡単な方法なので これも オススメです。断熱と遮光は同じです。窓辺の日の当たるところで 気軽に野菜をそだてられるので 据え置き型としてもいいと思います。
■ ペットボトルを利用して 液肥による栽培は 簡単です。葉野菜などなら 簡単にそだてることができます。窓辺の日の当たるところに置けば確実に育てることができあます。
スーパーから買ってきた野菜でも 根が付いていれば 植えておけばそこから新しい芽がでてきます。特別苗木を買ってこなくても 栽培できます。
苗木を1本だけ買ってくれば 紙コップにバーミュクライトを入れ 水を含ませ わき芽をカット挿し木をすれば 苗木をどんどん作ることができます。トマトなどは苗木を1本買ってくれば 何本も増やすことができます。
増やした苗木を ペットボトルに植え替えれば おいしく頂くことができます。なんとも得した感じになります。
液肥は お店で 売っているもので 十分です。ミネラルをくわえるなら ほんのちょっとにがりを加えてあげればいいし アミノ酸を与えるなら 醤油をたらしてあげればいいのです。賞味期限の切れたサプリメントも入れてあげれば 効果があるのではないでしょうか。
市販の液肥で十分です。液肥の濃度は その製品に書いてあります。薄めにして与えたほうが良いようにおもいます。腹八分目だからです。
植物も人間もそう変わりはありません。腹八分目 早寝早起き が健康の秘訣です。植物も同じではないでしょうか。
■ 地球は 温かくなっている。私にできることは この屋上に緑を増やすこと。
でも 楽しいのは 温かくなったら 今まで育たなかった南の国の フルーツが育って実を付けてくれること。
フィリピン産のマンゴーの種から芽がでてきました。メキシコ産の パパイヤも芽吹きました。これをペットボトルで育ててみようと思っています。
キッチンガーデンを 台所の窓辺でやってみませんか。ペットボトルで野菜は育ちます。
リビングでメロンを育ててみませんか。楽しいオブジェができますよ。
自然と共に 生活する楽しみを味わってみましょう。
■ ペットボトルで トマトも葉野菜も育っています。簡単でだれでもできる栽培方法です。土を使わないので 屋上での栽培法に適しているとおもいます。土は重いので屋上まで上げるのは大変です。水道さえあれば蛇口から水を出し液肥を作ればいいので 年をとっても問題ない方法だといえます。特に屋上まで重い荷物をもちあげるのが 大変なのです。若いうちは問題なくとも 80、90歳までやりつづけるなら 液肥栽培がいいと思います。
土の中には いろいろな害虫や雑草が一杯です。都会の中では ご近所迷惑な農薬は使えません。水耕栽培は無農薬で栽培するのに適しています。
誰でも 簡単に 果樹も野菜もなんでも育てることができます。実験的にいくつかをやっていますので ご紹介します。
■ 特別な装置や材料の購入などなく 家庭内のリサイクルでできるようにしようというのが元気屋上のコンセプトです。靴下を利用した栽培では 液肥をやる手間が大変でした。そこで液肥の量と その注入を楽にしようと考えてペットボトルにしてみました。
靴下利用の経験で なんとなく知りえたことは 「寝る子は育つ」でした。夜 植物も良く寝らねないと元気がなくなるのでは?と感じたのです。植物は夜は根から酸素をとり炭酸ガスを出して「寝て」いるそうです。つまり 深い眠りを与えてあげるには 酸素を吸いやすいようにしてあげなけれればといろいろ考えてみました。 。直根は液肥を吸う根 地表に近い根は酸素を吸う根ではないか それなら ペットボトルをダブルにして空気との接触ができるようにしたのです。
大きなペットボトル(2リッター)には液肥を その中に小さなペットボトル(1リッター)にミズゴケを入れて 苗木を植え込み 小さいボトルには たくさんの穴を開けて酸素を吸収しやすくしたのです。
小さいペットボトルが大きいペットの中に没すことがないように ペットボトルを輪切りにした部品を作り 中の小さいペットボトルが顔をだせるようにしました。
これが ダブルペットボトルの水耕栽培です。植え込みをしてから 2週間もすれば根は小さいペットボトルの下にあけた穴から 液肥の中に伸びていきます。
この栽培法のポイントは 中に入れる小さいペットボトルの上半分に できるだけたくさんの あるいは 大きな穴を開けてあげることで 酸素を与えること と
直根が伸びられるように 小さいペットボトルの底にも 大きな切込みを開けました。葉が大きくなる頃には 中のペットボトルの底から 液肥の中にどんどん伸びていきます。
中にいれるペットボトルは 外のペットボトルよりすこし上にあるようにするために 輪切りにしたペットボトルの切れ端をいれて 沈まないようにしておきます。
ミズゴケで根を巻くようにして 植え込みをします。ミズゴケが吸い上げた液肥で根が乾燥せずに かつ酸素も吸収できるように 液肥を調節します。大きく育ったら 液肥の調節の心配はなくなります。液肥を切らさないことぐらいです。
液肥は日光で すぐに アオコが発生します。陽が当たると 液温があがってしまうので 古着でカバーすることで問題を回避できます。夏場は輻射熱が強くなるので アルミ箔をまくようにしています。
■ ダブルペットボトルの 夏バージョンです。
ペットボトルを ダブルにすると 植え替えが楽になります。しかし小さい苗はそんなに液肥を消費しません。大きなトマトなどは たくさんの液肥が必要になります。
そこで ペットボトルをマカロニチューブ(マカロニのような細いチューブ)つないでみました。ペットボトルのキャップに 内径4ミリ外形6ミリのチューブをちょっときつめの穴を開けて 取り付けると接着剤もなく止水することができます。T型のミニチーズでジョイントしました。
古新聞や古雑誌で 断熱をやってみました。 ミシンよりセロファンテープで巻きつけられるので 作業の簡素化になりました。さらにアルミ箔を巻いて 輻射熱の対策をしました。冬にはこの上に 古着をかぶせようと思っています。
ダブルペット・連結方式は 今のところ いい成績です。
今10本以上のダブルペットがつながっています。野菜君たちは皆元気です。 液肥の投入が楽になったことです。 10本×2リッターですから 結構な量の液肥を与えることができるので 毎日液肥を与えなくても良くなったことです。
今後 この方式をすすめて 液肥の管理が簡単になるようにしようと 思っています。
■ トマトのダブルペット連結方式に もう一つ 工夫を加えてみました。夜 寝やすくするには 液肥が ほぼなくなっているほうが 酸素を取り込みやすいと考えました。そこで 朝液肥をたくさん与え 夜 液肥を引き上げてしまうようにしたらどうだろうか とかんがえてみました。
レジ袋の底にペットボトルのキャップの部分で挟みこんで 液肥供給袋を作りました。これを連結したペットボトルの両端に 取り付けてみました。袋に液肥をいれ ちょっと高めに吊っておきます。時間がかかりますが 各ペットボトルの液肥は 同じ水頭までの液肥が供給されます。
夜は その袋を ペットボトルの水頭より低い位置に提げてやると 液肥は袋に回収することができるようになりました。
これで 液肥に浸っていた根も酸素を吸うことが出来るようになったと思います。朝液肥をちゃんと注入することをわすれないことが大事になってますが 液肥の注入の手間は 大幅に削減できまし。
これは ブドウの水耕栽培を考えていたときのアイデアです。ブドウが大きく実を付ける段階で 過剰な水分を与えると ブドウに亀裂が入ってしまうそうです。その時期 液肥を絞ってやらないといけないそうです。これでできるかどうか やってみようと思っています。
寝る子は育つ を実現するための方法としても いいのではないかと 思っています。
■ もう一つのペットボトルの栽培方法です。
酸素を十分に供給するために バーミュクライトを利用して 酸素がたくさん供給できる方法です。
ペットボトルの1/3ほどのところをカットして2つにします。キャップをはずして そこに 今回は 不職布のマスクを通します。この不職布から液肥をすいあげさせるという方法です。液肥は不職布からバーミュクライトに吸い上げられ 根に水分を栄養を供給します。バーミュクライトは多孔質で隙間も作りやすいので 根に酸素を供給することができるということです。
根はどんどん伸びて 液肥の中まで伸びていきます。根の量はそれほど多くなれないので 葉野菜などの栽培には適しているのではとおもいます。
簡単な方法なので これも オススメです。断熱と遮光は同じです。窓辺の日の当たるところで 気軽に野菜をそだてられるので 据え置き型としてもいいと思います。
■ ペットボトルを利用して 液肥による栽培は 簡単です。葉野菜などなら 簡単にそだてることができます。窓辺の日の当たるところに置けば確実に育てることができあます。
スーパーから買ってきた野菜でも 根が付いていれば 植えておけばそこから新しい芽がでてきます。特別苗木を買ってこなくても 栽培できます。
苗木を1本だけ買ってくれば 紙コップにバーミュクライトを入れ 水を含ませ わき芽をカット挿し木をすれば 苗木をどんどん作ることができます。トマトなどは苗木を1本買ってくれば 何本も増やすことができます。
増やした苗木を ペットボトルに植え替えれば おいしく頂くことができます。なんとも得した感じになります。
液肥は お店で 売っているもので 十分です。ミネラルをくわえるなら ほんのちょっとにがりを加えてあげればいいし アミノ酸を与えるなら 醤油をたらしてあげればいいのです。賞味期限の切れたサプリメントも入れてあげれば 効果があるのではないでしょうか。
市販の液肥で十分です。液肥の濃度は その製品に書いてあります。薄めにして与えたほうが良いようにおもいます。腹八分目だからです。
植物も人間もそう変わりはありません。腹八分目 早寝早起き が健康の秘訣です。植物も同じではないでしょうか。
でも 楽しいのは 温かくなったら 今まで育たなかった南の国の フルーツが育って実を付けてくれること。
フィリピン産のマンゴーの種から芽がでてきました。メキシコ産の パパイヤも芽吹きました。これをペットボトルで育ててみようと思っています。
キッチンガーデンを 台所の窓辺でやってみませんか。ペットボトルで野菜は育ちます。
リビングでメロンを育ててみませんか。楽しいオブジェができますよ。
自然と共に 生活する楽しみを味わってみましょう。